講演の概要
IT技術で天体望遠鏡がこう変わる。天体望遠鏡博物館のTANKOさんが「eVscope」の星空体験をご紹介!
天体望遠鏡博物館ボランティアスタッフ TANKO
元天文少年の復帰組。小豆島の実家に観測所を建て、 大阪の自宅と島の間を行ったり来たり、その道中でさぬき市の 天体望遠鏡博物館に立ち寄るという天文ライフ。
関連情報
eVscopeは、デジタルカメラで使用されている高感度CMOSセンサーを使用して、電子的な方法で天体の光を捉えて増幅し、肉眼で観察したり撮影したりすることのできる天体望遠鏡です。天文趣味界隈で「電視観望」と呼ばれているものと仕組みとしては同一のものです。
大きな違いは、システム全体がオールインワンに統合されていて、誰でも買ってすぐに簡単に使えるレベルにまで洗練されていること。スマートフォンを経由した情報のシェアも簡単で、まさにインターネット時代の天体望遠鏡といえるでしょう。
こちらの記事は、「星は好きだけど天体望遠鏡は持っていない」という目線でのsVscopeのレビュー記事。高価ではあるものの「簡単にすぐに使える」点を非常に高く評価されています。
eVscopeを販売するUNISTELLAR社の公式販売サイト。価格は約38万円。
TANKOさんがボランティアスタッフとして参加されている、香川県さぬき市の世界でただ一つの「天体望遠鏡博物館」。eVscopeも近い将来「新時代を切り拓いた天体望遠鏡」として展示されるのかもしれませんね。
実は天文趣味界隈ではeVscopeを使用している人はごく少数派です。そんな中でもTANKOさんは持ち前の先取性でいち早くこの望遠鏡を入手され使用されてきました。トラディショナルな天体望遠鏡のエキスパートの眼からみたeVscopeの評価に注目です!