α7sのおかげで、これまで眠っていたホロゴンがデジタルで復活。
α7s M改Hologon16mmF8 ISO12800 1/13秒台風来週前の月夜。手持ちでホロゴンで夜景が撮れるなんて。素晴らしすぎる。大事なことなので何度でも言おう。ありがとうソニー、ありがとうα7s。
さらにオリのボディ内手ぶれ補正技術とレンズ技術が搭載されたら最強と思われる。
とりあえず、ホロゴンとα7sの組み合わせの印象をまとめてみた。
1.周辺部のシアン色かぶり2.周辺部の流れα7s M改Hologon16mmF8
フィルムではホロゴンは中心も周辺もシャープだが、デジタルだと周辺部がシアン色かぶりし、急激に画像が流れる。どちらも、センサーに入射する光の角度が極端に斜めになることが原因と推測。(ホロゴンはセンサー面の直前数ミリくらいのところに後玉が来る)不思議なのは、左右で色づきの度合いがかなり違うこと。また、最周辺はマゼンタだがその手前はシアンになる。
3.夜景もOKα7s M改Hologon16mmF8 ISO12800 1/8秒
ホロゴンはF8と暗いため、フィルムでは暗い場所での撮影はかなり厳しかった。α7sとの組み合わせなら、夜景でも手持ちOK。これはほんとに楽しい。ホロゴンは元々周辺減光が激しいので、この夜景のように背景が暗い場合はシアン色かぶりはほとんど気にならない。
右下の街灯の光が放射状に流れているのに注目。デジタル特有の現象と思われる。
α7s M改Hologon16mmF8
明るくて白い背景の時はシアン色かぶりが特に目立つ。まあ「味」とするしかないかな(笑
4.ゴーストの発生α7s M改Hologon16mmF8 ISO25600 1/30秒
フィルムの場合でも、太陽など強い発光体があるとそれが写野の外であろうと中であろうと、結構派手なゴーストが出るのがホロゴン。だが、この作例の緑っぽいゴーストはデジタル特有?センサー面の反射なのかな?(フィルムで夜景は撮ってないので気がつかなかっただけかも)
5.もっと寄れるα7s M改Hologon16mmF8 マウントアダプタで3mm繰り出し、最近接
元々ホロゴンは最短30cmまで寄れるが、ヘリコイド付きアダプタならさらに寄れる。フィルムの場合は目測合焦なので近接撮影はちょっとつらかったが、デジタルなら余裕のライブビュー。
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