今夜のメインの対象は、東の空から昇ってくる夏の銀河。
EOS6D(SEO-SP4) SIGMA24mmF1.4Art F2.8 ISO1600地上20sec*34 (フィルターなし)星20sec*40 (プロソフトンA)天の川の昇り始め。固定撮影と追尾撮影を合成した新星景。まだ低く、もやに遮られてたよりない写りです。阿蘇盆地の街灯りと天の川を、できるだけ自然に両立させることを目指しました。
この画像の合成素材。
右が固定撮影のコマを中央値σ(=1.0)クリップで合成したもの。
中が追尾撮影のコマをスタックしたもの。
左がこの2つを重ね合わせた画像です。
σクリップで合成すると、星があらかた消えるため、
この画像にグラデーションをかけて、
追尾画像を比較明で重ねると、
地上との境界が極端に不自然にならずに合成できます。
EOS6D(SEO-SP4) SIGMA24mmF1.4Art F2.8 ISO1600地上20sec*34 (フィルターなし)
こちらは比較明合成。
通常、比較明合成すると雲は形を失って帯のようになるのですが、
この日の雲は上方向に湧きだすだけで左右には流れていないのか、
湧き出しの上端の形が綺麗に残ってくれました。
新星景バージョンには、この湧き雲を一部合成しています。
EOS5D3 EF8-15mmF4L F4 ISO320030sec*60 Lee No3対角線魚眼で。
まださそりの頭が少し出ているだけの状態。
EOS5D3 EF8-15mmF4L F4 ISO320030sec*38 Lee No3はくちょう座までの天の川が地平線の上に。肉眼でも雲なのか天の川か判然としないような、弱々しい光でした。
EOS5D EF8-15mmF4L F4 ISO320030sec*45 比較明合成
南天。
ちょうどケンタウルスが南中。
ω星団もしっかり写っていますが、
さすがにケンタウルスα・βはここからは無理ですね。
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