1/2にみつえ高原牧場に行ってきました。

昼間のうちに曽爾高原から倶留尊山に登り、
おかめの湯でのんびり休んで、
みつえ高原牧場へ。
天気は昼間曇りでしたが、夕方から晴れ始め、
南天限定でしたが一応は晴れ。
ただ、全天写真で見ると
薄い雲がひっきりなしに通過していたようで、
条件はよくありませんでした。

α7S SIGMA50mmF1.4Art 30sec×39 ISO12800
Bander Hα7nm JILVA-170ノータッチガイド
オリオン座。
当初予定は2時間露出でしたが、
雲が多くなってきたので途中で終了。
Hαだとオリオンはとても明るいので、
20分露出でもまあまあ見られるものになります。


α7S SIGMA50mmF1.4Art 30sec×84 ISO12800
Bander Hα7nm JILVA-170ノータッチガイド
カリフォルニア星雲、M45、ヒアデス星団。
こちらはまあまあコマ数稼げたのですが、
雲の通過が時折あって、こちらも予定コマ数には達せず。
なんとなくセンサーの感度ムラ?の亀甲模様が出ているような。



α7S EF300mmF2.8LIS 30sec×9 ISO8000
Bander Hα7nm JILVA-170ノータッチガイド

この日の主目的は328でのHα撮影だったのですが、
風が強くて全くガイドにならず、速攻で断念しました。

JILVA-170+328のシステムですが、
風には弱いと言うことが判明。
JILVAのせいというよりも、
カメラ台座や三脚などを含めたトータルの機材強度の問題でしょう。

以前、SXP+FSQ106EDの構成で、
強風下で全く使い物にならなかったことがありましたが、
300mmを越える焦点距離では、
風対策は頭の痛い問題です。

とはいっても、
風が強いときはあきらめるしかないんですけどね・・・

人工衛星がよぎった際のコマ。
なんだか安定した周期振動してますね。

1/10追記 30秒露出で60回ほど振動しているので、機械的な追尾エラーよりもはるかに短周期の揺れです。
JILVAの追尾誤差ではないと考えられます。
風で本体がプルプル揺れていたのが原因であることは間違いないでしょう。
このような誤差を定量的に測定して機材毎の違いを見てみたいですね。
追記おわり

もしかしたら極端な東側荷重にすることで安定するのかも?

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