激安双眼鏡・AUTSCA 10×32 (実測は24mm)
アマゾンで1799円で購入。ダハ式公称32mm10倍。
口径を実測すると24mmしかなかった。これは酷い。ちなみに鏡胴の外周は34mm。一体どこのサイズが32mmなのか。
前回の公称10倍、実測7倍の製品といい、激安の海外製は「公称仕様」から疑ってかかる必要がある。
アマゾンのレビューを見ると評価5の羅列。これが2000円以下で手に入れば満足なのか、サクラなのか。
- 見え味は値段なり。ビクセンNEW APEX28mm10倍と比較するとコントラスト、周辺像ともに大きく負けるが、中心はとりあえずは普通に結像する。
- 見かけ視野は65°くらいあり、APEXよりずっと広いが周辺像は良くない。
- コートは対物1面マルチコート、他はモノコート。
- 内面反射処理はまあまあ。
- 全般的な見え味はBクラス。1799円という値段からすれば、一般用には値段の分の価値はある。ただし天文用には口径・倍率的にもオススメできない。
このクラスの製品のゴム目当ては質の悪いものが多い。この製品も折り返してもしばらくすると元に戻ってしまう。アイレリーフは短めでメガネ着用の場合は折り返さないと周辺まで見えない。
総合評価:天文用途には買うべきではない。口径32mmに騙されないように。
この記事の内容は単なる感想です。内容の正確性は保証できません。