2019/4/27 追記)

Takanori Yamajiさんより「raw画像処理版」の動画をお送りいただきました。撮って出し版と比較してより天の川が美しく描写されています。ぜひこちらをごらんください!!


Takanori Yamajiさんの作品。南半球の西オーストラリアWaddi Farmで撮影した天の川の全天タイムラプスです。青い南天の天の川の色、大小マゼラン雲、スピカ付近(開始画面で9時半の方向)の対日照に注目。夜明け前の色の変化までぜひごらんください!

今回の画像は天リフ編集部でも参加した西オーストラリア遠征で撮影されたもの。連日の晴天に恵まれ、皆すばらしい成果を得て帰国されました。

実は上記動画は、カメラ撮って出しのjpeg画像で作成された暫定版。この後raw現像版も作成予定と聞いています。そちらも楽しみですね!

対日照について補足しておきます。対日照の場所はスピカの近く。動画を見ると、このあたりにあるぼんやりした光芒(対日照)と、それを中心に上下に延びる光の帯(黄道光)が天の川と交差し、夜明け前の金星の中まで続いていることがわかります。

対日照は日本でも空の暗い場所ならはっきり確認できますが、黄道光が全周確認できる場所はなかなかありません。さすがは人口密度が日本の1/100のオーストラリアならではです。

Waddiで撮影中のYamajiさん。南天側は200キロほど離れたPearthの光がわずかにあるものの、人工光はほぼ皆無の素晴らしい条件。

Yamajiさんの撮影機材。タカハシPM-1をK-ASTECの2軸駆動仕様に改造。写真には写っていませんが、同じくK-ASTECのレボルビング装置に、自作の角度目盛を追加して使用されています。

遠征参加者の画像は今後順次アップしていく予定です。お楽しみに!

https://reflexions.jp/tenref/gallery/wp-content/uploads/sites/3/2019/04/56f25e687ceddebaa6eae110d4b46c56-1024x574.jpghttps://reflexions.jp/tenref/gallery/wp-content/uploads/sites/3/2019/04/56f25e687ceddebaa6eae110d4b46c56-150x150.jpg編集部星景自然天の川,南半球,対日照2019/4/27 追記) Takanori Yamajiさんより「raw画像処理版」の動画をお送りいただきました。撮って出し版と比較してより天の川が美しく描写されています。ぜひこちらをごらんください!! https://youtu.be/g75ETNW9b2M Takanori Yamajiさんの作品。南半球の西オーストラリアWaddi Farmで撮影した天の川の全天タイムラプスです。青い南天の天の川の色、大小マゼラン雲、スピカ付近(開始画面で9時半の方向)の対日照に注目。夜明け前の色の変化までぜひごらんください! 今回の画像は天リフ編集部でも参加した西オーストラリア遠征で撮影されたもの。連日の晴天に恵まれ、皆すばらしい成果を得て帰国されました。 https://youtu.be/5t-HHW6A_9U 実は上記動画は、カメラ撮って出しのjpeg画像で作成された暫定版。この後raw現像版も作成予定と聞いています。そちらも楽しみですね! 対日照について補足しておきます。対日照の場所はスピカの近く。動画を見ると、このあたりにあるぼんやりした光芒(対日照)と、それを中心に上下に延びる光の帯(黄道光)が天の川と交差し、夜明け前の金星の中まで続いていることがわかります。 対日照は日本でも空の暗い場所ならはっきり確認できますが、黄道光が全周確認できる場所はなかなかありません。さすがは人口密度が日本の1/100のオーストラリアならではです。 Waddiで撮影中のYamajiさん。南天側は200キロほど離れたPearthの光がわずかにあるものの、人工光はほぼ皆無の素晴らしい条件。 Yamajiさんの撮影機材。タカハシPM-1をK-ASTECの2軸駆動仕様に改造。写真には写っていませんが、同じくK-ASTECのレボルビング装置に、自作の角度目盛を追加して使用されています。 遠征参加者の画像は今後順次アップしていく予定です。お楽しみに!読者の傑作画像をピックアップ