合成による絶景画像へのお誘い

これまで見たことのないような、凄い景色、眺め。
最近、ネットのそこかしこで見られるようになりましたよね。
例えば、この画像。
「東京カメラ部」に掲載された超人気画像です。
Copyright © 本間昭文・「Tower Dream」
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凄いですね!
大都市東京、東京タワーの上空に天の川。
一度見てみたかったけどあきらめていた、夢のような絶景!
もう一つ。
「500px」という画像共有サイトに掲載されている超人気画像。
Copyright © Klaus Kreuzer 「Kaunatal Solden」
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これも凄いですよね!
濃紺で統一された美しいトーン、
氷河の上には月。星が見えているから夜明け前でしょうか。
タイムラインにこんな凄い画像が流れてきたら、
つい「いいね」しちゃいますね。
ついでに「シェア」しちゃったりもするかも。
「東京でもこんなきれいな星空が見えるのですね、シェアさせていただきます!」とか。
「昼間のような夜のような、奇跡的な瞬間ですね!」とか。
自分も撮って見たいって思いました?
自分の知らない場所なのか、機材なのか、天気なのか、才能なのか、
なにが凄いものがあればこんな「写真」が撮れるんだ!
って思いました?
いやいや、違うんです。
東京で素晴らしい天の川が見えているのは、
氷河の上で星と月がコラボしているのは、
人間の自由な発想力と、確かなデジタル合成処理技術によって、
不可能を可能にしたからなんです。「奇跡」を起こしたんです。
勘違いしないでね。「奇跡」は待っていても起きないんですよ。
これらの画像は、それぞれ別の場所で撮影した星空と地上を合成したものです。
作者のイメージした世界を合成という手法で実現した、「アート」なんです。
東京タワーのこの方角には本当ははくちょう座なんて見えないんですよ。
氷河の上にはオリオン座の三つ星がいくつも写っているでしょ。
すかしのようにマゼラン星雲の画像も隠れているんですよ。
だってこれは写真じゃなくてアートだから。
高度なデジタル合成技術を駆使すれば、貴方のイメージでアートの奇跡を起こせるんですよ。
え、どこにも合成と書いてないって?
合成写真なら「これはかくかくしかじかの手法による合成写真です」って書くべきでは?
いやいや、違うんです。
そんな無粋なことをしたら、せっかくの虚構の夢が壊れるじゃないですか。
ほんの数秒、タイムラインを流れる1枚の写真。
ひととき、美しい世界の夢を見ようじゃありませんか。
そして貴方も、仲間になりませんか?
高度な合成テクニックを身につけて、奇跡を起こしてみませんか?
さあ、「 私 が ち ゃ ん と 話 し て あ げ る 」

という夢を見ました。
そうか。自分も一発やってみるか。
星空:福岡県小石原で撮影。50mmレンズ
 地上風景:福岡市百道浜で撮影。17mmレンズ
花火:福岡市中央区で撮影。200mmレンズ
やってみました。
実は花火って煙と光の入り交じった様が暗黒星雲みたいで、
本物の星とコラボできないかってちょびっと思ってたのですが。
でも、ひどいなあ。。
合成丸出しw
稚拙な合成は、稚拙な「写真」よりはるかに劣りますねw
この合成が違和感なくできる技術が身につけば、
自分の写真も一段階次のステージに行けるかも?!
高度な合成技術はやっぱり凄いですね。

旭岳・北海道(2)

利尻岳の後、悪天候が続き、サロベツは雨。
最終日の前日、ようやく旭岳で晴れ間に出会えました。
GPV上では、北海道では旭岳周辺以外は曇りという状態。
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EOS5D3 SIGMA24mmF1.4Art F2.5 30sec ISO3200
プロソフトンA ポラリエ恒星時追尾
旭岳ロープウェイの山麓駅から、旭岳と秋の銀河。
北緯45度、北天の空は本州より一足早く秋が訪れます。
山麓駅周辺はナトリウムランプが強烈であまり気持ちの良い撮影地ではなかったのですが、
星空は超一級、銀河の中の無数の星屑の美しさは素晴らしいものでした。


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EOS5D3 EF8-15mmF4L 15mm F4 30sec*4 ISO3200
Lee No3 ポラリエ恒星時追尾
対角魚眼で、4枚コンポジット。
たかが4枚とはいえ、1枚撮りと比べると相当画質が向上します。
地上部は4枚の中の一コマを切り取って貼っています。

この後一気に曇ってしまい、撮影を中止したのですが、
曇っていても地上風景を固定で撮影しておけばよかった・・

EOS5D3 SIGMA24mmF1.4Art F2.5 30sec ISO3200
プロソフトンA ポラリエ恒星時追尾
こちらは北天。
九州と比べると北斗が高い!
もっと沈んだ地平線の上に横たわる北斗を撮りたかったのですが、
今回はお預け。

EOS5D3 EF8-15mmF4L 8mm F4 30sec ISO3200
Lee No3 ポラリエ恒星時追尾

魚眼で全天撮影。
ナトリウムランプに照らされてしまい、地上が明るすぎ・・
灯りを避けてもっと山中に入って撮りたかったのですが、
さすがに熊が怖くてできませんでした–;;
このコマの撮影時刻が01:07ごろ。
天文薄明開始はなんと01:15。早!!
北海道の夏は夜が短いですねえ・・暗夜の時間は3時間半くらいしかありません。
この後、昼間チェックしておいた忠別湖へ移動したのですが、
残念ながら下の方が雲海になっていたようで、霧と雲で撮影になりませんでした。残念。
結局今回の北海道で星景を撮影できたのは2晩、のべ1時間半ほどでした。
次回がいつになるかわかりませんが、是非また行きたいものです。



利尻山・北海道(1)

先週まで北海道に行ってきました。

メインは家族サービスの観光旅行だったのですが、
利尻山と星景をサロベツから撮りたいと思っていました。
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EOS5D3 SIGMA50mmF1.4Art F2.2 ISO3200
固定30sec*10(地上)、ポラリエ恒星時追尾30sec*11(星)

利尻山に登る前の夜、ほんの少しだけ晴れてくれました。
湧き雲が頻繁に通り、あまりいい条件ではありませんでしたが。
あいにく車がなく、宿の近くで撮影したのですが、
LEDとナトリウムランプが強烈で調整に苦労しました–;



EOS5D3 SIGMA50mmF1.4Art F2.2 ISO3200 30sec
PS Camera raw現像のみ、マスク補正・強調なし

追尾の一枚、撮って出し。
手前の林はLED照明に照らされて新緑の緑が美しいです^^;;
右側の奥の林はナトリウムランプに照らされて黄色。
北海道はナトリウムランプが要所要所?に配備されている印象。

Flickrで大きな画像を見る
EOS5D3 SIGMA50mmF1.4Art F2.2 ISO3200 120sec
固定撮影
こちらは固定撮影。
1枚撮りであんまり強調していないので地上風景が自然ですね^^;



旅行を計画するときつい欲張ってあっちこっちに行く計画を立ててしまうのですが、
撮影をするのなら、腰を落ち着けてじっくりやるべきと痛感しました。
利尻は東西南北どの方角から見ても違った美しさがあるので、
次回は車を用意してあちこちで撮って見たいですね。

ちなみに翌日の利尻登山は好天に恵まれ、無事山頂まで行くことができました^^

北海道旭岳ロープウェイ山麓駅・撮影地魚眼コレクション

同一条件による撮影地の魚眼画像シリーズ。
撮影地の空の暗さ・状態の記録のためのエントリーです。
北海道上川郡東川町・クリックで地図を表示します)
この場所の公開に問題がある場合は、鍵コメントにてご指摘下さい。
連絡先付きで非公開の要請があれば、地図リンク・住所表示を削除します。
ISO3200 30sec
DPPでISO3200 90sec相当に露出補正
ホワイトバランス太陽光

  • 旭岳ロープウェイの山麓駅駐車場。
  • 近隣道路のナトリウムランプが強烈。星景撮影には正直向かない。
  • 山麓駅の灯りは深夜になっても消えず灯っていた。
  • 近隣の灯りが強烈ではあるものの、空は暗く街灯りの影響はほとんど感じられない。
  • ナトリウムランプの影響の少ない場所を探せば超一級の撮影地になると思われる。
  • ドコモはLTE。
  • トイレの使用可否は不明。
  • 北海道はどこもそうだが、熊が出るらしいので充分な注意を。


ISO3200 30sec
DPPでISO1600 30sec相当に露出補正
ホワイトバランス太陽光


<特に記載のない場合は下記の条件で撮影、処理しています>
EOS5D3 EF8-15mmF4L 絞り開放
90秒ISO3200(非光害地用) または 30秒、ISO1600(光害地用)
ポラリエ恒星時モードで追尾
ピクチャースタイル風景、トーンカーブ・レベル補正なし、収差補正なし、スタックなし
ソフトフィルター LEE No3

夏の銀河4態・五ヶ瀬ハイランド(8)

今回はOMDもレギュラー出場。
三脚に乗せて固定撮影の1枚撮りです。
OLYMPUS EM-5 M.ZD12-50mmF3.5-6.3
12mm F3.5 10min. ISO400
薄明終了30分後。
地平線から顔を出した夏の銀河。


OLYMPUS EM-5 M.ZD12-50mmF3.5-6.3
12mm F3.5 10min. ISO400
だいぶ高くなってきました。
五ヶ瀬の南は暗いのですが、南東には宮崎市内の灯り?が少しあります。



OLYMPUS EM-5 M.ZD12-50mmF3.5-6.3
12mm F3.5 10min. ISO400
01:15ごろ。
銀河中心部がほぼ南中。


OLYMPUS EM-5 M.ZD12-50mmF3.5-6.3
12mm F3.5 10min. ISO400

02:00ごろ。
銀河が立ってきました。
さそりは西の空に逃げるように去っていきます。