曽爾高原(5)ススキの道のオリオン
パノラマ撮影を終えたのが9時前。
稜線を後にし撮影しながらゆっくりと下ります。
EOS6D(SEO-SP4) SIGMA24mmF1.4Art F2.2 30sec ISO3200
2枚モザイク プロソフトンA ポラリエ1/2恒星時追尾
2017.1.1 奈良県曽爾高原
亀山峠の直下で。遠くから見るとモヒカンに見えるのがこの木々です。
カジュアルに星景を撮るならこの構成が一番手軽。
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EOS6D(SEO-SP4)Tamron15-30mmF2.8 F2.8 15mm 30sec ISO3200
追尾*12、固定*8を合成 FlatAidProでソフトフィルター効果適用
2017.1.1 奈良県曽爾高原
さらに下った斜面で。
ススキの中を道がオリオンに向かって伸びています。
こちらは固定と追尾のコンポジットを合成しています。
少枚数のコンポジットですが効果は大きく、冬の天の川とカラフルな星雲が浮かび上がりました。
撮影は30秒の20コマなので10分ちょっとで終わりますが、撮影後の処理は大変です。
固定画像と追尾画像のつなぎ目には、追尾画像の最終コマから切り出したものをはめ込むことで、木々やススキの穂先の星を残しています。
また、広い画角の星空を強く強調するため、街灯りによるかぶり処理も面倒です。地上部との輝度も合わせないといけないし・・
EOS6D(SEO-SP4)Tamron15-30mmF2.8 F2.8 15mm 30sec ISO3200
1枚撮り ポラリエ1/2恒星時追尾
2017.1.1 奈良県曽爾高原
こちらは潔く1枚撮り。地上は強めにノイズ除去をかけています。
星空はコンポジット版ほど強調をかけられなかったのでやや地味です。
星の高輝度部をもっと明るく飛ばしたいのですが、そうするとノイズが湧いて来るので・・
もっと上手く画像処理できると違うのでしょうか。
絵的にはこっちの方が気に入っているんですが^^;;
左:30秒1/2恒星時追尾1枚
右:30秒恒星時追尾12枚コンポジット
2枚の画像の等倍切り出しの比較。
当然ながらスペック通りに歴然と画質に差が付いています。
星だけを主題にするならともかく、星と風景を合わせる星景写真では、この違いと撮影・後処理にかける手間のトレードオフは、撮影意図次第でしょうね。
スピーディーな1枚撮りと、少枚数コンポジットを、状況に応じて使い分けていきたいと思っています。
EOS6D(SEO-SP4)Tamron15-30mmF2.8 F2.8 15mm 30sec ISO3200
追尾*9、固定*4を合成 FlatAidProでソフトフィルター効果適用
2017.1.1 奈良県曽爾高原
少し後、冬の大三角がすっかり昇ってきたところ。
同じような写真ばかりで恐縮です^^;;
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