曽爾高原(2) 県境の東、稜線の西
この日の天文薄明の終了は18:30。
時間が早いせいか、薄明が終わっても街灯りはまだまだ強く、空は明るく、色づいていました。
EOS6D(SEO-SP4) tamron15-30mmF2.8 15mm F5.6 10min ISO400
2017.1.1 奈良県曽爾高原亀山山頂付近にて
東の空のオリオン。
曽爾高原は亀山峠を境に東は津市、南がみつえ村、西が曽爾村になります。
三重県側の津、松阪、伊勢の三市まで30〜40キロ圏。
けっこう離れているようでも、特に夕刻は都市圏の灯りが強いですね。
オリオンの下の街灯りは津市太郎生(たろお)から美杉町にかけてでしょうか。
このあたりは子供の頃はまごうことなき「山奥の村」だったのですが、平成の大合併で堂々たる県庁所在地である津市となったそうです
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EOS6D(SEO-SP4) tamron15-30mmF2.8 15mm F2.8 ISO1600
30sec,15sec,8secの3枚を合成
2017.1.1 奈良県曽爾高原亀山山頂付近にて
西の空の月、金星、火星とはくちょう座。
薄明は終わったはずなのに西の空が赤みを帯びています。
大阪市中心部まで直線距離で50キロほど。
遠くの街灯りが夕焼けのように赤く見えているのでしょうか。
この画像は、露出を変えた3コマを、地上はHDR合成・空は露出補正後メジアン合成し、繋ぎ合わせたものです。
街灯りのある輝度差のある地上風景には多段露出のHDRが有効だと感じました。
空をメジアン合成しているのは、飛びまくっている飛行機を消すためです–;
今回HDR合成はキヤノン純正の現像ソフトDPPのHDR合成ツールを初めて使いました。EOS5D3ではカメラ内でHDR合成ができますが、たぶんそれと同じ処理を行うものです。
目的は極端な輝度差を圧縮するためなので、彩度やディテールの強調は最小にしています。
EOS6D(SEO-SP4) tamron15-30mmF2.8 15mm F2.8 30sec ISO1600
2017.1.1 奈良県曽爾高原亀山山頂付近にて
30秒露出のカラーバランス補正のみの無加工画像。
画像のレタッチの効果は凄いというか、ケバイおねえさんどころの騒ぎではありませんね^^
このbefore/afterの違いを見ると「写真」という日本語の不自由さを感じますね^^;;;;;
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