斜めかぶりがひどくて見捨てていた画像を再処理中。
光害地のベランダ撮影では、地上の灯りによって不規則なかぶりが発生することが避けられない。

対処策は幾つかあって、
1)画像処理ソフトで「覆い焼き」相当の処理をする(フォトショップではグラデーションレイヤー)
2)撮影時に「スカイフラット」を取得して補正する
3)画像処理ソフトで「スカイフラット」相当の画像を生成して補正する
などがある。

今回は、フォトショップのお勉強をしつつ、1)を実践。
α7s EF100mmF2.8L Macro IS バーダーHα7nm ISO12800
Light:2min×20、Dark×20、Flat×20 自宅ベランダ
DSSにてスタック後、PSにて調整
ばら星雲付近。
まだ少しムラが残っているが、元画像と比較すれば大幅に改善。
ISO12800だと20枚重ねてもノイズがひどい。
もう少し感度を下げて、露出を長くして、もっと枚数を重ねないとだめだな。

α7s EF100mmF2.8L Macro IS バーダーHα7nm ISO12800
Light:2min×20、Dark×20、Flat×20 自宅ベランダ
DSSにてスタック後、PSにて調整

バーナードループ。

この付近一帯はほぼ全面ガス星雲でなのだが、どこまでが星雲でどこからがかぶりのムラなのかよくわからない(笑
グラデーションレイヤーマスク奮闘中の図。
7つ重ねているが、こまかくやりだすとすぐに20くらいになりそう。
こんな重い処理がサクサク動作するPhotoShopはやはり大したものだ。
これまで、Canon純正のDPPが一番動作が軽いと思っていたのだが、PhotoShopは高機能全部盛りなのに同じくらい軽い。
しかもDSSのはき出す32bit TIFFを読み込めるので、DSS側でレベル補正しなくてもそのまま取り込んで普通に調整できる。
(DPPだと16bitしか読み込めないため、ある程度ヒストグラムを広げて出力しないと階調が破綻してしまう)

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