DSSのsuper pixelモード・デジタルカメラのナローバンド撮影
Hαのナローバンドをベイヤー配列のデジタルカメラで撮影する場合、
RGGBの4つの素子のうち、実質的にはRしか機能しません。
このため、Deep Sky Stacker(DSS)には「Super pixelモード」という
ものがあって、4つのRGGB素子のピクセルを一つのピクセルにまとめて
しまうことができます。
Hα撮影を始めたころ、抽象画のようなとんでもないスタック結果が
出てしまったことがあって、以来この「Super pixelモード」を使用して
きました。
しかし・・・・
検証してみると、ファイルサイズが小さくなる以上のメリットはなく、
逆にデメリットのほうが多いではないかとの仮説を持つに至りました。
DSSの位置合わせの誤動作が発生しやすいのではないか?
と推測しているのですが、
だとすると星認識にこのようなムラがあると何らかの悪影響が
ありうるのではないでしょうか。
ナローバンドでのDSSスタックは、いつもがっかりする結果が多く、
かなりめげていました。
抽象画に始まり、星がにじんだり流れたり、うまくいっても
ザラザラ、つぶつぶになってしまうのです。
スタックなしのカメラ内jpeg現像画像と、rawの20枚スタックを比較してみました。
何なんでしょう・・・スタックした方がノイジーではないですか。
ダーク・フラットが合ってないのでしょうか??
検証は続きます。
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