注)
・随時追記します。
・これはメモです。内容の正確性については全く保証できません。勘違いもあるかもしれません。


10/22

SkySafariによる自動導入を試した。

  • 結論からいってiOSではかなり制限がある。少なくとも2台のiOS機器が必要で、SynScan appとskySafariを別々の機器で動作させなくてはならない。この際、SynScan appは常にフォアグラウンドである必要がある。
  • skySafariの設定で、接続先のIPアドレスは「SynScan appが動作している機器のIPアドレス」を指定する。WiFiアダプタのIPアドレスではないことに注意。
  • このことから、skysafariはWiFiアダプタではなくSynScan Appに接続しているものと考えられる。
  • iOSはマルチタスク対応アプリであれればdocからマルチタスクとして起動すれば複数動作できるが、SynScan appもskySafariもマルチタスク対応ではない。このため上記のような制限になると考えられる。
  • SynScan Appを常にフォアグラウンドにしなければならない(スリープもだめ)のはけっこう痛い。マルチタスクでsafariやメールは起動できるが・・
  • Androidはその制限がない模様。iOSではなく安いAndroidタブレットを使用するのが吉か。1万円のZenPadで動作確認OK。Androidは個人的にはクソなので使いたくないが、赤道儀コントローラと思えばまあいいか。
  • Androidの場合でも、端末がスリープするとアプリのconnectionが切れてしまう。この場合、SynScan appでconnectしてからSkySafariをconnectしなければならず大いにめんどくさい。スリープしないようにすると電気も食うし画面の明かりも邪魔だし、これはこれで悩ましい。
  • ちなみにASI AIRを使用する場合は、アプリASI AIRとSkySafariは1台の端末でOK。

10/20

EQ5でWiFiアダプタとASI AIRを併用してみた。その時の記録。

  • ベランダアライメントではハンドコントローラよりもアプリSynScanが圧倒的に使いやすい。
  • ①アライメントの際の対象が選びやすい。見える方位に制限のあるベランダでは、一覧から基準星が選べるアプリが便利
  • ②使える基準星が少ないときにはどうしても1スターになってしまうが、アプリ版だと対象を導入した画面で簡単にアライメントの補正ができるが、ハンドコントローラではそれができない(やる方法が見つけられなかった・・)
  • アプリSynScanでアライメントしてから無理矢理ケーブルを差し替えてハンドコントローラを付けてみたが、結局初期状態からやりなおしになってしまい、アライメント情報の流用ができなかった。
  • Park機能で引き継げるか試したが、アプリSynScanのPark情報はアプリ側に記憶されるため流用できない。ハンドコントローラでのPark情報もアプリには引き継げない模様。
  • ASI AIRを使用する際はWiFiアダプタは持っていても使いようがない。ハンドコントローラの時刻の初期設定やアライメントは苦痛だが、AIRでPlate Solveすればその時点で経度緯度・位置・時刻・赤緯赤経を架台と同期できる。
  • なにはともあれWiFiアダプタは「強烈に買い推奨」。これを使い出すとハンドコントローラは見るのもイヤになるくらい。EQ赤道儀が圧倒的に便利になる。
  • なお、最近のアップデートでアプリSynScan Proのアプリアイコンに「PRO」の文字が入り、非Pro版との区別がつきやすくなっている。

9/29

新SynScanハンドコントローラSTA V5

赤道儀は最近入荷したEQ5なのですが、ハンドコントローラが新しくなっています。

SynScan新型ハンドコントローラーとASIAIRとの接続についてASIAIRのユーザー様から一報頂きました。SynScanのハンドコントローラーが新型になったということです一件V3のように見えますが、PCとの接続のためのコネクタ…

星見屋さんの投稿 2018年9月29日土曜日

ASI AIRを接続しようとして気がついたのですが、何でつなぐの?合致する物理端子はモジュラージャックとUSBしかないのに、ASI AIRのスタートアップガイドには「シリアルケーブルで接続せよ」書かれています。

EQ5の販売店に聞いてみると最近使用が変わってレガシーシリアル端子からUSBに変わったとのこと。星見屋さんによるとUSBで繋げられるとのことで試してみるとなんとか接続できた模様。


まずは一番簡単そうな^^ SkyWatcherのWiFiアダプタから試用中。

左上がWiFiアダプタ。右のハンドコントローラと差し替えて使用します。

9/28

WiFi アダプタを使うまで

  • めちゃ簡単。SynScanのコントローラを外して、同じジャックにWiFiアダプタを差し込むだけ。
  • スマホorタブレットには「SynScan App」または「SynScan App pro」をインストールしておく。
  • スマホのWiFiネットワーク設定で、WiFiアダプタのSSIDを選んで接続する。「SynScan_WiFiXXXX」のように表示されていた。
  • 初期状態ではWiFiはパスワードなしで接続できる(できてしまう)
  • 後はアプリを起動して「接続」するだけ

SynScanのハンドコントローラと比べていいところ

  • 時刻・緯度経度海抜の設定が不要(スマホの時計とGPSから自動取得)。これはなにげにめちゃ楽。
  • 極軸望遠鏡の設定(二重円上の北極星の位置)もアプリから簡単に見られる
  • 機能選択、メニュー選択がはるかにわかりやすい
  • SynScanを使ったことがあれば、SynScan Appはマニュアルなしでも何の問題もなく使える
  • 自動導入の対象選択はappがはるかにやりやすい(日本語名も出る、検索機能あり)
  • もうハンドコントローラは非常用だな・・・appがあればOK。

WiFiアダプタに複数のappを接続してみた

  • 2つのappのどちらからも同じように操作できる。操作が競合しても両方の操作を受け入れている模様。
  • app Aで赤道儀を動かした場合でも、app Bの赤緯赤経は更新される模様
  • この方法が推奨なのか非推奨なのか禁止なのかは不明。とりあえず問題はまだ見つけられていない

ネットワーク設定の注意点

添付のペライチ説明書では、「アクセスポイントの変更(SSID、パスワード設定)」は「ネットワーク設定に詳しい方のみご利用ください」とあるが、最低限SSIDの変更とパスワード設定は行った方がよいと思われる。

  • フィールドで別の人が自分のマウントに誤って接続する可能性がある(上記のように複数appが接続できるので)。
  • 天体写真撮影現場で「ハッカーの心配」もないとは思うが、初期SSIDが「SynScan_WiFiXXXX」なので、自分のマウントがどれかわからなくなる危険がある。
  • 初心者用(AZ-GTiなど)にこの事情をうるさく言うべきかは疑問。何もせずに使えるメリットも大きい。
  • 少なくともガチ派や観望会などで複数のWiFiアダプタが存在する場合は、SSIDには自分のものとわかるような名前を付けて、パスワードも何らか設定する方が吉と思う

アプリSynScanとSynScan Proの違い

  • アプリストアには無印SynScanとSynScanProの2つアプリがある。
  • 違いはほとんどない。「アドバンスド」メニューの有無だけか?
  • 2つ入れると紛らわしいのでどちらかだけ入れておくのが吉か。→10/22追記。アイコンに「PRO」の文字が入った。
  • EQ5ではPECやカメラコントロールなどアドバンドの機能の多くは使えない
  • 「極軸望遠鏡」とガイディングレートの設定(初期値x0.5)は「アドバンスド」メニューにある。赤道儀の場合はProを入れるべきだろう。

使用中のアプリ終了、ネットワーク切断

  • appを終了したりネットワークを切断した場合でも赤道儀は恒星時追尾を続ける模様。
  • ネットワーク切断後、再度ネットワークにappを接続すれば、元通りの状態(架台の赤緯赤経)で使用できる模様
  • 上記が正しければ、使用中にwifi圏外に移動しても問題ないものと思われる