「機材その他」カテゴリーアーカイブ

中華製カメラバッテリー互換品導入・USB充電器付き

冬場の撮影可能時間は12時間近くあるので、デジタル一眼カメラの予備電池の不足を感じていました。
SONYの場合、現在予備含め3個なのですが、6時間くらいしか持ちません。気温が低いとさらに短いことも。

純正品のカメラ予備電池は高価なので、安価な中華製互換品を導入しました。

Newmowa製のUSB充電器付き、2個セット。2500円。
純正の新品はAmazonでなんと6980円もします。
1/4以下です。

しかも、USBから2個まとめて充電できる充電器が付いてきます。
充電時間はACアダプタよりも長いらしいですが、USBモバイルバッテリから充電できるのは撮影現場では大きなメリットです。

 

最近導入したkiss X5用の予備バッテリーも同じNewmowa製の互換品を導入。こちらもUSB充電器付き。2個で2270円。純正品は1個で3480円。こちらは1/3ほど。

互換バッテリーは寿命や初期不良などのリスクがありますが、幸いにも自分のは普通に使えています。
何より、USB充電器が付いてくるメリットは大。

6D用にもUSB充電器が欲しくなりました^^
6D用はUSB充電器が付いて2個2700円。純正は7000円しますから、こちらも1/4の価格です。

 

今さらながらのParallels Desktop導入

PCはMac派です。windowsは触りたくもない・・
でも天文用途には、DSSやFlat Aid ProやICEなど、windowsでしか使えないソフトがいくつもあり、使わざるを得ません。

これまではセコく無料のboot campに無料だったwindows10をインストールして使っていました。
これが実に不便。
いちいち再起動をかけて、windows様がごゆっくり起動されたり、windowsアップデートが仕事のじゃまをしたりするのをイライラしながら待っていました。

さすがに耐えかねて、遂に仮想デスクトップ環境を導入しました。Paralles Desktop12です。

ネットで調べてみると、最近ではVMWareよりもParalles Desktopの方が評価が高いようです。
まず無料のトライアルを導入。

 

 

インストールは実に簡単でした。
ダウンロードしてインストーラを起動し、ウィザードに「はいはい」と答えるだけ。

あっという間にMacOS上でWindowsデスクトップが起動。

(参考)
Parallelsの仮想マシンに移行してBootCamp領域を削除する
http://kagoblo.net/parallels-bootcamp/

 


なんで今までこれ入れなかったのかなー
DSSでスタックしながら他のことができるし、WindowsがらMac OS側のファイルが見れるし。
(これまでは外付けSSD経由でMacとデータ共有していました)

 

ただし、廉価な6,763円(Amazon)のライセンスでは、Macのメモリが最大8G、CPUコアが最大4コアという制限があります。

DSSをはじめ、画像処理ソフトではこの制限はちょっと痛い。
試しに2コアと4コアで処理速度を簡単に調べてみると、体感では倍くらい違いました。

でも、BootCampから起動して8コア状態で処理してみると、Macでの4コアとあまり時間が変わらない・・
MacOSではSSDにワークファイルを作るからかな。。?
(WindowsのボリュームはHDD上に作っている)

プロ版にすればメモリもコアも上限が外れるのですが、なんと年間ライセンス。これは高杉。
(このひどい仕打ちは最新版のParallels 12かららしいです。12から廉価版ではインストールできるのは1台だけになったとか。ネットでは非難ごうごうな模様・・)

他のことをやりながら処理できれば、処理時間が少々長くても許容できるので、まずは安い方のライセンスを買おうかなと思っています。

仮想環境を既に導入されている方から見れば何をいまさらですが、BootCampで不便を感じていらっしゃる方は、検討の価値大いにありだと思います。

パノラマ用機材導入

最近始めたパノラマ撮影ですが、今年の大きなテーマとして取り組んで行こうと考えています。
さしあたって2つ新機材を導入しました。

新機材導入後のパノラマ撮影構成。プレートとクランプは手持ち品の使い回しですが、一から揃えると2万円くらい。

今回導入したのは、三脚と水平プレートの間にある、赤いつまみの機材。全天をn分割してぐるりと撮影するための「ローテーター(MENGS DH-55、5349円)」と水平出しをするための「レベラー(MENGS LP-64、3299円)」です。

パノラマ撮影機材といえばNodal Ninjaが有名ですが、ちょっとお高くてこの4倍近くになります。Amazonのレビューを見ると激安品は散々な評価なのですが、ヒトバシラー精神とケチケチ精神が頭をもたげ、激安品で揃えました^^

 

 

ローテーターDH-55。
アルカプレートが1枚付いてきます。
重量とサイズは中型の自由雲台くらい。

造りはまあまあしっかりしています。
グリスの重さや回転のスムーズさも合格点。

 

上部はアルカクランプを皿ネジで2点止め。
底部は円形のアルカプレートを皿ネジで2点止め。
このプレートを外せば3/8太ネジ、1/4ネジで接続できます。

 

この機材のミソは、全周360度をn分割したクリックストップで回転できること。
例えば、n=15のときは360/15=24度づつ回転させることができます。
この仕組みは、円筒のドラムに一定間隔で小さな凹みを持たせ、ボールとバネの入ったクランプ(写真右の赤いつまみ)でしめることでその点でクリックストップが働きます。

もう1個黒い丸クランプがついていて、これを締め込めばしっかり固定することができます。

ちなみにnは72,36,24,18,15,12,10,8,6,4の10種類。
これまで使っていたパノラマ雲台はn=24(15度刻み)の1種類だったので大きな進化^^

でも激安品の悲しさでいくつか問題がありました。
一つは刻み角があまり正確でないこと。
全周回す間に、目盛上の角度が最大で3度から5度ほどずれてきます。
このズレがどれくらい問題になるのかはよくわかりませんが・・

もうひとつは、クリック位置と0度が合ってないnの値があること。n=4(90°),8(45°),12(36°),15(24°)の場合、0度位置でクリックになりません。例えば、n=4の場合は40度、n=8の場合は-20度がクリック位置になっています。
目盛環の0度の位置で全角度クリックになるべきだし、それができない理由は見当たらないのですが。

この2つの問題、自分の場合は(たぶん)大きな問題にならないとは思いますが、気持ち悪い。さすが激安品。
用途や個人の価値判断によっては完全アウトの場合もあるかもしれません。

 

雲台の回転は、クリックストップと独立して行うこともできます。これを固定するのが黒いレバークランプです。

ただ、クリックストップ設定用のつまみが、設定によってはこの黒いレバークランプと微妙に干渉します。N=12,10,8の一番使いそうな位置で干渉するのがちょっと微妙・・

クランプは六角ネジを緩めれば60度単位で調整できるので使えない位置はないとはいえ、注意が必要です。調整用のヘックスキーは必携でしょう。

 

もう一つの機材。レベラーLP-64。

この機材の目的は、パノラマ雲台の回転軸の水平出しをするためのもの。
パノラマ撮影では360度ぐるっと雲台を回転させて撮影するので、水平に狂いがあると水平線が直線にならずサインカーブになってしまいます。
前回撮影したときは、三脚の伸縮で合わせたのですが、なかなかきちっと合わせることができず、パノラマ雲台の必要性を感じていました。

レベラーにはいろんな製品が出ていて、安いものは3000円ちょっと(これです^^;)、高いもの(Nodal Ninja)は1万円以上します。

スリックの製品は早くサクッと調整できそうですが正確に追い込みにくそうなのと固定が甘いとのレビューで除外。
ベルボンの製品と最後まで迷ったのですが、安い方のこっちに決定w

 

 

下側の大きなつまみを回して角度を調整し、上側の小さい方のつまみを回して固定します。

この機構はNodal Ninjaとたぶん同じなのですが、アマゾンのレビューではしっかり止まらないと酷評されていました。
実際使ってみると、確かに強い力をかければたわんでしまします。でもがたつきはないけど・・?

最初、上の写真の左のように固定するのとばかり思っていました。でもこのやり方ではちゃんと固定できません。
正解は右側。こうすれば一応ガタなく固定できます。
2キロ程度の機材なら値段なりに充分でしょう。

 

お笑いなのは水準器。
レベラーの水準器で水平を出してみましたが、その上の機材の水準器はこのとおりてんでばらばら。
レベラーの水準器はまったくあてになりません。ない方がマシ。
昨今の中華機材の水準器地獄にはうんざり- -;

Nodal Ninjaのレベラーには水準器がついていないのが不便とのレビューがありますが、付けない方が賢明な判断かもしれません。

カメラを固定するプレートや垂直方向の雲台も微妙に重量でたわみます。レベラーの時点で水平を合わせるのではなく、昨今のデジタル一眼には大抵ついている電子水準器で合わせるのが一番かもしれません。


最大に傾けたところ。
水平位置からこの角度まで傾けるにはけっこう回数をまわさなければなりません。
三脚側でもある程度水平にしておいた方が設置が早いでしょう。
んんん?何のためのレベリングユニットだったっけ?w

前述の水平が出ていない場合の地平線のゆがみですが、PhotoMergeでは補正できないのですが、ICEやPTGuiなどでは簡単に補正できてしまいます。

いろいろ考えていると、パノラマ撮影にレベラーは必須ではなさそうです。はっきりいってない方がいいかも^^;;;;

もちろん水平は出ているに超したことはありません。ビデオ撮影や全天でないパノラマではきっちり水平を出すことは重要でしょう。でも、全天パノラマの場合は不要と言い切っても良さそうです。

うーん。三脚の伸縮で水平出しするのがかなり面倒くさかったのでついぽちってしまいましたが、こっちはちょっと失敗。山に持っていくときはたぶん置いていくことになるだろうなあ・・

買うならベルボンだったかも。
これならポラリエの極軸微動にも使えそうだし・・

まあNordal Ninja製を買わなくてよかったということにしておきましょう^^;(でも本当にきっちりと水平出しをしなければならないケースでは、LP-64では力不足でしょうね・・)

 

 

ところでこの2つの製品、中華製激安品には珍しく、化粧箱とケースに入っていました。
使用フェーズでは無用の長物なのですが、オクに出すときの梱包材としてはけっこう重要です^^

メーカー的にも、製品毎に梱包材を製造するくらいなら、汎用ケースを梱包材として使った方が安上がりなのでしょう。ある意味とても合理的ですね^^

クワガタ星雲(sh2-157)、M52、バブル星雲(NGC7635)

五ヶ瀬ハイランドシリーズその(4)
主砲FSQ106EDの2枚目はカシオペヤ座に点在する赤い星雲の一角を狙いました。

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Flickrで大きな画像を見る
EOS6D(SEO-SP4) FSQ106ED+645RD 4min*28 ISO1600
SXP+GT40+アドバンスユニット
2016.11.1 五ヶ瀬ハイランドスキー場

中央上の散光星雲がクワガタ星雲(sh2-157)。
右下の散開星団がM52。
その間の濃い星雲の中にあるのがバブル星雲(NGC7635)です。

この領域も淡くて(結局みんな淡いのですね・・)、淡い部分を絞り出すとバブル星雲がツブレてしまいました。
構図的にももう少し下に振るべきでしたね。上の領域は思ったより地味でした。

この対象を取り終えたのが23時半頃、撮影開始から5時間ほど経過したところ。
次の対象を取ろうと準備していると、突然ポータブル電源(SG-3000)から「ピー」というビープ音が!

何が起きたのかと一瞬ビックリしましたが、これはバッテリー残量低下の警告音でした。なんと5時間で電源喪失・・

仕方なくこの日の主砲はこれで終了–;
以降は予備機wのスカイメモRSで撮影継続・・


後日。バッテリーを交換しました。
最近Fullランプが点灯するまで充電できなくなっていて、普通に寿命だったのでしょう。購入後2.5年経過です。

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SG-3000のバッテリー交換は意外なほど簡単でした。
本体のプラスネジを4本外すとカバーが外せます。
バッテリーの端子をスパナで緩めて外しバッテリーを取り出します。このバッテリーの重いこと!まあ鉛の塊みたいなものですからね^^

交換用のバッテリーはアマゾンで「FM12200」で検索。
すると、互換品がずらりと出てきます。
最高値はユアサの1.6万。最安値がSAGAWAの箱の中にある3990円の中華製、Long WP20-12。

元々入っていたSEALAKEの製品は、70ドルくらいで売られているようです。さらに安い中華製に換装したことになります^^;;

これでSXPも一晩活動できるかな。
次回の撮影が楽しみです^^

風速計買いました。

風速計買いました。
アマゾンで1600円です。


何でこんなものを買ったかというと、

風によるぶれを定量化するため。

今メインで使っているFSQ106ED+SXPと、
328+JILVA-170の構成は、
風が強いとけっこうぶれて星が踊ってしまうのですが、
具体的に「風に強い」「風に弱い」ということを語るためには、
風速をちゃんと計る必要があると思い立ったのでした。
温度計も付いているのがポイント高。
これまでは車についている温度計しかなかったので、
エンジンをかけないと温度を測ることができませんでした。
熱ノイズや熱膨張によるピントズレを知る上でも、
温度もこれから記録していこうかと。
というわけで、小物ゲットの巻でした^^