「ナローバンド」カテゴリーアーカイブ

夏の銀河Hαナローモザイク途中経過

今取り組んでいる、さそり座からいて座の銀河中心部のシグマ85mm+Hαフィルターによるモザイクですが、若干進展して6コマになりました。


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α7S(フィルターレス)SIGMA85mmF1.4Art F2.0
Baader Hα7nm
30sec*160コマ前後(一部30コマ)*6モザイク
福岡県小石原ほか スカイメモRS、JILVA-170

前回は右上の1コマだけだったのですが、3行2列の6コマに。
一応ここまででも当初狙いの一部は達成^^

ICEステッチ直後の画像。
これを見ると左側も撮らずにはいられませんね^^
下も、今回条件が良くなくてS/Nが悪く、撮り直したいところ。

というわけで、初志貫徹、さらに左の3*3=9コマを、この夏粛々と撮り増ししていきます^^

ちなみに、この画像も以前撮ったカラー画像とコンポジットしてみました。

煩悩満開!
どうだ、このsh2-27の迫力w
カラー画像は50mmレンズでの撮影なので解像感は今一つですが。

Hαの撮影が終われば次はカラーで。
来年になるかも知れませんが^^;

花見が岩公園(2) 夏の銀河Hαナローバンドモザイク開始

最近とんと更新頻度が下がってます^^;
花見が岩公園続きです。


α7S(フィルターレス) SIGMA85mmF1.4Art F2.0 30sec*180
JILVA-170ノータッチガイド Baader Hα7nm
2017.4.3 福岡県田川郡添田町花見が岩公園

元々この日の目的は、夏の銀河Hαナローバンドモザイクの着手でした。01:00〜04:30までの間にまず2コマ撮りたかったのですが、濃霧に巻かれて撮影地を移動している間に時間が経過し、結局撮れたのはこの1コマだけ。

さそりの上部、へび座〜へびつかい座の領域です。
左下の丸いのがsh2-27。中央右下のへび座μ星付近の淡い部分がなんとか出てきました。

今回撮影したのは、上のざっくりモザイク計画の1枚目、赤色の部分。

85mmレンズの画角は23.9°×16.1°。
なるべくキリのいい角度でモザイクしたいのですが、若干中途半端。赤緯20°単位だとぎりぎりだし、15°単位だとちょっと重なりすぎ・・
適当に引いてみましたが、4*3=12枚。1コマ90分で、総露出18時間になります。

一夏かけて、少しづつ撮りだめしていきたいと思っています。
時間があれば、RGBカラー版も撮影したいのですが、まずはHα版の完成を目指して。。

メジャー領域のマイナー対象・さそり座δ星付近

月が大きいこともあってここ数日は夜明け前にベランダでナロー撮影中。
今朝はかなり淡いマイナーな領域を試写してみました。


EOD6D(SEO-SP4) FSQ106ED+645RD ISO1600 4min*14
Baader Hα7nm SXP+DT40オートガイド
2017.3.12 福岡市内自宅ベランダ

中央がさそり座δ星。その周りに漂うHII領域です。
この領域の左下には有名なアンタレス周辺の、左上に青い馬星雲があるのですが、ここだけを切り取った作例はあまり見かけません。

それもそのはず、ここはとても淡くて広がっていて、なかなかの難物。無謀にもベランダで狙ってみたものの、ごらんの通りどうしようもない仕上がり^^;;
これをさらに10夜撮って重ねればもう少し見られるものになるでしょうが・・・そこまでの根性は・・・


上:強調後
下:コンポジット済みフラット調整後の無強調画像

どのくらい淡いかというと、このくらい淡いです。
下がコンポジット済みフラット調整後の無強調画像。
1コマ画像では何も見えていなかったのですが、丁寧にかぶり調整して思いっっきり強調したら、丸いのが出てきました^^

 


https://faun.rc.fas.harvard.edu/
dfink/skymaps/halpha/jpegs/comp_big.jpg

を加工。

harvard.eduのサイトにあったHα全天画像をトリミングし、今回の撮影領域を赤枠で描いてみました。左上の大きな丸いのがへびつかい座のsh2-27です。これとほぼ同じ大きさのさらに淡い領域が広がっていて、その中央部の明るい部分が今回撮影した領域になります。

FSQの380mmで上の画像の領域をモザイクすると64枚コースですね^^;;さすがにそれは1シーズンでは完成できそうにないので、まずはδ星周辺を3*3ないしは4*4でつなげてみたいものです。

全天Hα画像。 https://faun.rc.fas.harvard.edu/dfink/skymaps/halpha/jpegs/comp_big.jpg より。 – Spherical Image – RICOH THETA

参考までに、harvard.eduのサイトにある全天画像を360度パノラマに加工したものを貼っておきます。
これを見ていると、HII領域の望遠モザイク合成に燃えてきますね^^

今シーズンは85mmと望遠で夏の銀河の多数枚モザイクにチャレンジしてみたいと思っています。

 

Hαナローベランダ撮りM8

このところGPVが外しまくりで、曇りそうだと思って自宅待機していたら晴れの連続–;;

昨日の朝も同じパターン。仕方なくベランダ撮り。


EOS6D(SEO-SP4) FSQ106ED F5 5min*8 ISO3200 flat*10
Baader Hα7nm SXP+GT40オートガイド
2017.3.7 福岡市内自宅ベランダ

この季節まだ低いM8ですが、南東向きベランダからは今がチャンス。やや薄雲があったので03はやめてHαにしました。
さすがのM8、Hαなら都会の真ん中でもばっちり写りますね^^

F5/ISO3200 5分露出でもヒストグラムは左1/4。まだ倍〜4倍は露出できそう。この春かけて、SAOの各画像をねちねちと撮り溜めたいですね。

縦構図にしたのは大失敗。
横にして猫の手もいれないと・・・
何より、M8は去年も撮ってたんですよね・・M16/17にしとけば良かった。
老化してくると昔撮ったのを忘れてしまいますねorz

sh2-310周辺・名付けてメデューサ星雲

2月の連チャン小石原でのリザルト。おおいぬ座のsh-310周辺です。


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α7S SIGMA85mmF1.4Art F2.0 JILVA-170ノータッチガイド
30sec*75 Dark30 Flat*15、240sec*20 Dark15 Flat*15
Baader Hα7nm 2017.2.18 福岡県東峰村小石原

85mmで、IC2177カモメ星雲からの流れ。左が北です。

Hαナローで撮影すると、おおいぬ座には大きく広がったものから小さく複雑な形状のものまで、様々なHII領域があることがわかります。

カラーでは軸上色収差による青ハロが若干気になるシグマ85mmArtですが、ナローだと無問題。絞りF2.0でも十二分に使え、これから広域ナローの主砲になりそうです。

85mmのモザイクで銀河全体を広く撮っていきたいですね。


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α7S EF300mmF2.8LIS F2.8
30sec*120*4モザイク (左下コマのみ34枚)Baader Hα7nm
JILVA-170ノータッチガイド 2017.2.21 福岡県東峰村小石原にて

300mmで4枚モザイク。
85mmで撮った後、どうしても長焦点でディテールを描出したくなり、厳しめの天気予報の中出撃して撮ったもの。

左下の4コマ目の撮影途中で雲が湧き出し、他のコマの1/4ほどしか撮れませんでした。ここはリベンジしたいところです。

この領域って、なんだか人の顔に見えますね。
SNSでは「(蛇女の)メデューサに見える」との声が。こんなイメージでしょうか?

美少女のようにも見えますね。
一時期話題になった「声優のア○コ」にもなんか似てる・・・