満天の星に出会いたい・・・でもよほど「ど田舎(すみません!!)」にでも住んでいない限りは、かなかそうはいきませんよね。星空好きは「次に満天の星に出会える日」を心待ちにしているのではないでしょうか。
そんなあなたに、今回は取っておきのアイテムをご紹介します。なんと、いつでもどこでも、満天の星が1万円で手に入るのです!
もくじ
「ホームスター」ってどんなもの?
今回ご紹介するのはセガトイズのホームプラネタリウム「ホームスタークラシック」です。
こんな形をしています。この写真に写っているのが製品の全部。お値段はAmazon価格で執筆時点8,270円。1万円でお釣りがきます。サンシャインのプラネタリウム「満天」の6回分。とするとちと高いか。でも毎日見られるので一週間で元が取れます^^
これが「ホームスター」の星空だ!
論より証拠。
ホームスターのもたらす素晴らしい非現実の世界をごらん頂きましょう。我が家の日常の世界が、こんなにも幻想的な世界に変身します!
その1.リビングルームの場合
Before。少し生活感漂うリビングが・・・
After。ででん!!良い感じです^^
その2.寝室の場合
Before。無機質な天井と壁・・・
After。おおお。満天の星(空)ですよ!!
その3,仕事部屋の場合
Before。ごちゃごちゃした仕事場の部屋が・・
After。なんじゃこれはっ!!天の川が出現!!
ちなみに、隣のマンションの共用灯が明るくて部屋が暗黒になりません。夜でも、遮光効果の高いカーテンのある部屋で使うのが吉です。
その4.トイレ
Before。くつろぎの空間?トイレです^^
After。おお。星空の下で用足し^^(*)
(*)トイレの電灯はふつうはスイッチがドアの外にあるため、カミを使うときのために別途灯りを準備しましょう^^
その5.風呂場
Before。こちらは癒しの空間、お風呂場。
After。いい湯、いい星空^^
(*)注意
浴室で使う場合は専用の浴室用モデルをご使用ください。感電の危険があります。
ホームスターの楽しみ方
ネタ入り全開で事例画像を見ていただきましたが(^^;;;)、オススメの楽しみ方は3つ!
部屋の灯りを消してリビングでまったり
灯りもテレビもぜーんぶ消して、リビングの天井に満天の星を投影!ゆったりまったり、グラスを傾けながら至福のひととき。
お友達(異性ならなおよし!)を呼んでみるのも一興。
「ぼくの部屋に星を見に来ないかい?」なーんてね!
星空に囲まれて幸せな睡眠タイム!
お休み前の寝室にホームスターを置いて。
お気に入りの星空を眺めながら眠りに着けば、よい夢と快眠が約束されます!(個人の感想です)
お風呂場でゆったり
今回使用した製品は、水回りでは感電や火災の危険があるので使用禁止なのですが、なんと風呂場でも使用できる浴室用バージョンも!
ただし電気を消すと周りが見えなくなるのでうっかり滑ったり溺れたりしないように・・・!!
ホームスターの使い方
ホームスターの使い方はとってもカンタン。ざっとポイントを見ていきましょう。
組み立て
特に悩むところはないのですが、付属の「原版ソフト」を所定の場所に差し込むことが必要です。「原版ソフト」は投影する星空のスライドのようなもの。キズをつけたりしないように丁寧に扱いましょう。
また、光源のLEDはかなり明るいので、原版ソフトを入れない状態で直視すると目を傷めることがあるので注意しましょう。
電源を入れてピントを合わせる
一番大事なのはピント合わせ。
上の画像の丸い部分を回して、星が一番クッキリ映るところを探します。壁までの距離にもよりますが、購買時にはだいたい「八回転」ほど回す必要があります。
ピントが合っていない状態と合った状態の比較。ピントは一度しっかり合わせておけば、後はほとんど気にしなくてもいいようです。
ホームスターの星空は意外と弱い光です。部屋をかなーり暗くしないと星は見えてきません!セッティングは夜になるまで待った方がいいかもです。
好きな角度に本体を向ける
あとは好きな方向に向けるだけ。投影レンズの方向が真北。これを真上にすると「北極の星空」になりますし、35°くらいにかたむければ日本の星空です。
いろいろな機能と設定
電源ボタン以外に、3つのボタンが付いています。
右は流星スイッチ。ONにすると30秒間隔ほどで1個、かなり明るいゆっくりとした流星が流れます(*)。かなり迫力があります!
(*)日周運動スイッチがONになっている必要があります
真ん中は日周運動スイッチ。約12分で星空が一回転します。
右はタイマースイッチ。設定時間で自動的に電源がOFFになります(*)。就寝時に使うと便利そうです。
(*)タイマーモードがOffの場合でも、約3時間で自動的に電源が切れるようになっています。
オプションの交換用「原版ソフト」
ホームスターはいってみれば星空の写った「原版ソフト」を使った、超ワイド版のプロジェクタのようなもの。「原版ソフト」をいろいろ取り替えることで、さまざまな星空を楽しめるようになっています。1枚2000円ほどのようです。
こちらは南半球から見た星空。
銀河や星雲星団。
ほかにもいろいろあるようです。こちらは実際には試せていないのですが、いろんな星空が楽しめるのはよさげですね。
まとめ・驚いたね!これはいいです。
1万円のおもちゃでどこまで「星空らしい臨場感」が楽しめるのか半信半疑なところもありましたが、実際に使ってみて予想をはるかに越える「星空感」に驚きました。
本物の星空と同様、ホームスターを楽しむためには周囲を真っ暗にする必要があるのですが、真っ暗な中に浮かび上がった星空と天の川の美しさは、まさに(ちょっと言い過ぎですが)本物さながら(*)。
(*)ふだんオットの天文活動を冷ややかな目で見ていたMy嫁も「これはええわ」と喜んでいました!これは石垣島で満天の星を見て以来、3年ぶり3度目の高評価です^^
星空を美しく、また神秘に感じる理由の一つは、人間の遺伝子に刻まれた闇への怖れとその闇を照らす星空の記憶のなせる業なのではないでしょうか。ホームスターは暗闇と星を楽しむためのものであるといってもよいでしょう。
これはほんとに素晴らしい。天リフ全力推しの逸品です。
補足)次は本物の星空を見に行こう!
ホームスターで満天の星を見て「キレイだな」と思ったあなたへ。次はぜひ本物の星空を体験してみてください!
さらにさらに、感激すること請け合いです。ホームスター以上の星空に出会うためには、街中から離れて星がよく見える場所に行かなくてなりませんが、それに見合った素晴らしい体験ができることでしょう。
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- 本記事はセガトイズ様より商品の貸与を受け、天リフ編集部が独自の判断と責任で執筆したものです。記事内容に対する全ての責任は天リフ編集部にあります。
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