先日の記事で絶賛させていただいたstudio9さんの記事ですが、 他にも初級者向けのわかりやすい情報が盛りだくさん。
そこで今回はstudio9さんの天文系記事の中から、特選記事を4つご紹介します。
初めて「星」を撮るならこれ!
studio9 【保存版】星空を綺麗に撮る方法、撮影完全マニュアル!初級編 |
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studio9さんのコンテンツの中でもトップクラスの人気コンテンツ。初級者向けのガイドとしては、これまで見たどの記事よりもわかりやすく実践的。
そればかりか、「晴れている場所に行く」「星が良く見える場所を探す」「ライトは予備を、不要なライトは付けない、ロケハンしよう、温かい服装で」など、当たり前のようで大事なことがきちんと網羅されています。
初級者にはちょっと難しい「露出」「ホワイトバランス」「Raw」といった技術的知識も、別リンクでやさしく解説されていて、まさにこれだけ読めば充分!です。
知人から「星を撮りたい」と相談されることがあれば、この記事のリンクを貼って送ってあげましょう^^
中・上級者にとっても必読の価値あり。
初級者に撮り方を教えてあげるときの整理にもなりますし、ピント合わせの実践的テクニックは、大いに参考になるのではないでしょうか。
(ズームリングにテープを貼って固定するのは次回から実践します^^ よくずれるんですよねえ)
初めて月を撮るならこれ!
studio9 【完全保存版】手持ちのカメラで月をキレイに撮影する方法![満月から三日月まで] |
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こちらも5724シェア(2017/6/2時点)の超人気記事。
冒頭のこの画像のような月を撮るにはどうすればいいか。
必要なものはカメラと望遠レンズだけ。
月を撮るための条件は月齢だけで決まる。
(風景を絡めないのであれば)
まさに目から鱗です。
ちょっと天文知識のある人なら、「満月はクレーターが見えないのでつまらない、その理由は・・・」って語ってしまいそうですが、
初めてなら満月がおすすめ!
(細ければ細いほど難しい)
まさにまさに。
月を撮るには、月齢を調べて、カメラを設定して、あとはシャッターを切るだけ。
月齢別のおすすめ露出設定表もついていて、この通りにすれば誰でも間違いなく月が撮れる、素晴らしいガイドになっています。
それだけでなく、「昼間の月」「風景と月」「月食」と、次のステップの応用についてもしっかり触れられていて、こちらもまさにこれだけ読めば充分!です。
Studio9 【完全保存版】手持ちのカメラで月をキレイに撮影する方法![満月から三日月まで] |
月齢毎の月の実視等級、面積あたりの明るさをまとめた表。
弊サイトでも以前類似の表を掲示したことがありますが、見やすさ的にも掘り下げ的にも完敗・・この表、月の明るさの資料の決定版ですよ。
しかも、
⊿EV = 0.3n -4.7 (EV)
という月齢nにおける満月との光度差(EV)の近似式もあって、筆者の並々ならぬ深い科学知識が伺えます。
星の軌跡の流し撮りを撮るならこれ!
studio9 実は簡単!憧れの星の軌跡写真を撮る方法。お家のベランダからでもOKだよ! |
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比較明合成による光跡撮影の解説。
先の2つよりはずっと後処理の難易度が高くなりますが、「お家のベランダからでも撮れる」というつかみが重要。記事は懇切丁寧、これだけ読めば充分!です。
しかし、この記事を読むと、ニコン・キヤノン以外が実現している「カメラ任せ比較明合成」の偉大さがよくわかりますね。
スマホだけで月を撮るならこれ!
studio9 iPhone、スマホでスーパームーン、満月をクレーター模様まで撮る方法!アプリが重要だよ! |
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なるほど・・恥ずかしながら編集子、これまでスマホでは月がうまく撮れませんでした。マニュアル露出する方法がわからなくて・・専用アプリ入れたらできるんですね!
これならコリメートで木星なんかも・・チャレンジできそうです^^
今や日本人のほとんどがスマホを持っている時代、次の皆既月食のときは「空前の月食撮影ブーム」が起きるかもしれません。今のうちに準備しておかなくては・・^^
最後に・Studio9とは・・
Studio9 About Studio9 |
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いかがでしたか?
Studio9さんは写真好きの個人ブログから始まったサイトですが、昨年の時点で月間70万pvの超人気サイト。今回つぶさに記事を読んでみて、人気の理由がよくわかりました。
一つ一つの記事は長いのですが、Webのメリットを最大限に生かして見やすくまとめられていて、何よりも全てがエンドユーザ目線。いや、「エンドユーザ」という呼び方がすでに間違っています。中の人の中原一雄さんは、
写真をもっと、あなたのそばに
をテーマにされているそうですが、まさに全ての記事が「あなたの目線」。「読む人に役立ってもらう・楽しんでもらう」ために、あらゆる工夫がなされています。
天文系の記事は今回ご紹介したもの以外にもありますし、天文とは直接関係なくても役に立つ記事が満載です。ぜひご一読をおすすめします。
弊サイトも、studio9さんのサイトからいろいろと学ばさせていただきたいと考えています。