薄明がだんだん暗くなるにつれ、星の輝きが増してゆく。暗くなると肉眼では夕照の赤色が分かりにくくなるが、写真ではしっかり色が乗っている。α7S EF24mmF1.4L F2.0 8秒 ISO1600
夕照の北斗七星。
20分ほどの間で7EVほど明るさが変化した。その間ずっと北斗七星を撮り続けたが、この時間帯が高層の雲の赤みが残る最後のあたりだった。
α7S EF24mmF1.4L F2.0 1/8秒 ISO6400
まだ空が明るい時間帯。雲に一部隠れているものの、北斗七星が写っている。手持ちで撮ったのでISOは6400。
α7S EF24mmF1.4L F2.0 15秒 ISO3200
さらに暗くなった状態。高層の雲から夕照が消えている。
α7Sがすごいのは、この一連の撮影でずっと自動露出が使えたこと。最後のショットがF2.0 15秒 ISO3200、アンダー補正-1.7なので-5.3EVまで追従したことになる。ほぼ仕様通りの高感度性能だ。素晴らしい。
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