夜半過ぎ以降は、霧に覆われる時間の方が長くなってしまい、
たまに晴れるくらいの状態(TT)
それでも夜明けまで粘ったのですが。

EOS5D SAMYANG35mmF1.4 F2.8 10sec ISO3200
ポラリエ1/2恒星時追尾
薄明のオリオン。
この時期の明け方のオリオンはいつ見ても印象的です。
また来たね!

EOS6D SIGMA24mmF1.4Art F2.5 60sec*5 固定
比較明合成と加算平均合成をさらに加算平均


晴れ間をぬって、昇るオリオン座。
最近覚えた技ですが、比較明の画像と加算平均の画像をブレンドすると、
比較明の「きつめの光跡」が柔らかくなって、1枚撮りに近い感じになります。
ブレンド比率を調整すれば、光跡の強さをかなり自由にコントロールできます。

処理コンセプトの違う2枚の画像を、
レイヤーで重ねてブレンド比率で調整する方法は、
簡単な割に応用範囲が広いですね。
HDR処理画像と処理前画像とか、ダークorフラット過補正画像と補正前画像とか。


こちらは追尾・固定合成バージョン。
固定コマは上の比較明合成バージョンのものを使っています。
細かく見るとつなぎ目処理で、微妙に違います。
構図的にはもう少し北に振りたいのですが、
林があって南アルプスが隠れてしまい、ちょっと冴えません。
星景狙いならこの場所(通称「クレーター跡」や「土捨て場」と呼ばれているらしい)ではなく、
山荘までの間の道でポイントを探したほうがよさそうです。



翌朝。

夜明けとともにガスがすっかり晴れて快晴。むむむ。
フラストレーションのたまる天気でしたが、
隣で撮影されていた名古屋のP-2さんと、星景談議(ほか)で盛り上がりました^^
天気の思わしくない日は、一人で撮影していると心が折れやすいのですが、
愚痴こぼし合ったり表ネタ裏ネタで語れる人がいるのは良いものです^^
ありがとうございました!
ちなみに、P-2さんは翌日まで粘られて素晴らしい星空に出会えたそうです。

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