すさみ遠征(1)冬の銀河をパノラマ撮影
昨年末、奈良の実家に帰省した際に、和歌山県のすさみ町に行ってきました。
すさみの良いところは、南天が暗いこと、温かいこと(この日の気温は9度!)、冬場の晴天率が特に高いことです^^
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α7S(フィルターレス改造) SIGMA24mmF1.4Art F2.8
Baader B377 20sec ISO6400 固定撮影 36枚モザイク
2016.12.27 和歌山県すさみ町日本童謡の園にて
最近始めた、モザイクによる高精細パノラマ撮影をやってみました。24mmレンズなので、6×9版以上に相当することになります。
さすがに高精細!ぜひFlickrで大画像を見てください^^
(これでも元画像から1/3に縮小しています)
この日は残念ながらごらんのとおりの薄雲の通過で冴えなかったのですが、八重山とか標高の高い山でぜひチャレンジしたいと思っています。
(追記)
大事なことを忘れてました。
カリフォルニア星雲と勾玉星雲が2つありま〜す。
ICEの合成がうまくいかなかった模様・・・
↓のはカリフォルニア星雲だけフォトショで塗りつぶしてます—;;;;
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α7S(フィルターレス改造) SIGMA24mmF1.4Art F2.8
Baader B377 20sec ISO6400 固定撮影 36枚モザイク
2016.12.27 和歌山県すさみ町日本童謡の園にて
最近あちこちで見かける「銀河のアーチ」。
パノラマ撮影は、一定の刻み角でカメラを水平・垂直に動かし、次次と撮影した画像をソフトウェアで合成します。
合成の際には、様々な「投射方法」を選択することができます。
上の画像は先頭の魚眼と同じ元画像を「メルカトル」で変換したもの。
2016/12/27 和歌山県すさみ町 α7S 36枚合成 – Spherical Image – RICOH THETA
こちらは360度VRによる表示。
「Spherical」で投射した画像を、リコーのTHETA.comのサイトにアップしています。
Thetaの360度VRと比較して、さすが高精細ですね^^
撮影に使用した機材(カメラは違いますが)。
カメラ用三脚に2個のパノラマ雲台と3枚のアルカスイスプレートで水平、垂直に一定角度動かせるようになっています。
600ドル出せば専用の機材があるらしいのですが、とりあえず手持ちのプレートとパノラマ雲台を組み合わせています。
水平だしが面倒とか、パノラマ雲台のクリックストップが15度刻みで細かく調整できないとかいろいろ悩みどころはあるのですが、まずはこの構成でいろいろ撮影しようと思っています。
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