激安双眼鏡比較
家族サービスで日本シリーズ観戦。折角なので双眼鏡を4台持ち込んで比較。
日本シリーズで双眼鏡比較レビュー中。SVBONYのダハ42mm10倍4300円が一番よく見える。あとの2つは値段なり。。。 pic.twitter.com/lk51WxvDHo
— 天リフ編集部 (@tenmonReflexion) October 30, 2018
以下ショートコメント。
SVBONY SV21 42mm10倍
- 一番良く見えた。素人の嫁の評価も躊躇なく「これが一番良く見える」
- 580gとやや大型だが、野球観戦(チアガール観戦?)なら特に負担はない。持ち方に慣れると手ぶれも気にならない。
- ライトダウン時のスポット照明状態などでは口径42mmの明るさが生きる。コンサート用などでも口径42mmは大いに違いを感じさせる要素だろう
- 強い照明が直接視野に入ると若干ゴーストが出るが、他の機種よりは一番少ない
- 総じて合格点以上。これはこれからも野球観戦の友になりそう。
ビクセン ニューアペックス10×28
- 10年ほど前に購入、上の製品の前モデルと思われる。
- 天体用には暗いが見え味には満足。軽くて持ち運びしやすいのでこれまでの野球観戦主力機だった。
- 全面マルチコートで接眼部側からの迷光が入りにくいのが気持ちいいのだが、SVBONYと比較すると口径の分だけ迫力に負けるように感じた。どちらが良く見えるか?と問われるとはっきりSVBONYを選ぶ。
- 小型であることはこういう用途では評価できる。
- 今考えると高い買い物だったと感じる。
Titan Mall 双眼鏡 10×25
- カタログスペックと異なり倍率7倍。
- 480円の激安品だが、その割にはけっこう良く見える。
- 視野は45度で広くないが、7倍なので明るい。ナイター観戦では明るさはけっこう重要。
- 7倍は手ぶれしにくいのはいいのだが、やっぱり小さい。ステージかぶりつきならともかく、野球ではやっぱり10倍が欲しい。
- 低倍率・狭視野なので周辺像のくずれはほとんど気にならない。
- ポロ式なので少し大きい。アペックスと比べるとナイター観戦での優位点はない。
- 手ぶらで観戦するよりはこの双眼鏡があるほうがはるかに楽しめる。480円なら絶対に買い。ただし、この品質と価格が保証できるものでは全くないが・・・
AUTSCA 10×32
- カタログスペックと異なり口径24mm。
- 使用した4台の中では一番さえなかった。若干もやがかかったようにコントラストが低く、中心を少しはずれるとすっきり見えなくなる。
- 昼間の風景を見たときは「まあ普通か」と感じたものの、輝度差の大きいナイター球場は実はシビアな比較条件であると感じた。
- もちろんこれでも「手ぶらで見るよりこの双眼鏡があるほうが楽しめる」ことには間違いない。
- 1799円という価格をどう評価するか次第だが、一般の人でもこれより良く見える製品を手に入れたら二度と持ち出すことはないだろう。
ちなみに試合は・・・乱打戦、カープが追いすがったものの一度もリードすることなく9-8で負け。応援チームが負けることが10年、10試合は続いている・・
※この記事は個人の感想です。正確性はなんら保証できません。