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奥日田(2) 銀河が昇るまでの間

最近、本業と化した「天文リフレクションズ」の業務が忙しく、すっかり間が空いてしまいました^^;
放置状態だった奥日田の画像整理を再開。

EOS5D3 SIGMA24mmF1.4Art F2.8 30sec ISO3200
プロソフトンA 固定撮影 2017.5.37 奥日田釈迦ヶ岳展望台

日が沈んで、天の川が昇ってくるまでの間は、ASPJの人たちと話し込んだり、地味目な春の星座を撮ったり。

この時間は透明度はあまりよろしくなく、あまりやる気の出ない空でした。

EOS5D3 EF8-15mmF4L F4  30sec ISO3200
Lee No3 固定撮影 2017.5.37 奥日田釈迦ヶ岳展望台

円周魚眼で昇り始めた天の川。
低空には薄雲が立ちこめていて、街灯りを反射して今一つ。

 


EOS5D3 EF8-15mmF4L F4  120sec*2 ISO3200
Lee No3 ポラリエ恒星時追尾
2017.5.37 奥日田釈迦ヶ岳展望台

2分露出の追尾撮影の2枚コンポジット。
地上と空は別に重ねた新星景風処理。

あえて何かをあぶり出す空ではないのですが、画質は確実に良くなります。コンポジットもPSでやればらくちん。

眩しい木星の輝きも、そろそろ見納めになりそうですね。

銀河が昇るまでの間は、対角魚眼で放置タイムラプス。
おじ(い?)さん6人、わいわいがやがや、楽しいひととき。

太良・夏の天の川との再会

佐賀の太良に行ってきました。
メインは牡蠣と竹崎ガニでしたが、夜明け前に晴れたので宿の近くで撮影しました。

 


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EOS6D SIGMA24mmF1.4Art F2.8 30sec*32モザイク
ISO1600 固定撮影 プロソフトンA

夏の天の川が有明海を望む東の空から昇ってきました。
いよいよ夏空シーズン到来です。

干満差6mの有明海、潮回りは大潮ですが夜の干潮から約2時間後。干潟に海水が満ち始めた時間帯、浅い海面に星が映えました。

 


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EOS6D SIGMA24mmF1.4Art F2.8 30sec*10モザイク
ISO1600 固定撮影

その少し後。こちらはソフトフィルターなし。
潮はさらに満ちて干潟は海水で覆われます。
同時に雲が湧いて天の川を覆ってしまいました(TT)
自宅から高速料金なしで約3時間。この付近は今シーズン再度行ってみたいところです^^

海面と空のグラデーションが美しいのはソフトフィルターなしならでは。
ソフトフィルターの有無によるパノラマ撮影の比較も今回の目的だったのですが、ソフトフィルターを入れると地上の空気感が損なわれるように思います。これからのデフォルトは「なし」かな。

今回も24mmレンズでパノラマ撮影。
海をしっかり写し込むには堤防の上にカメラを設置する必要があり、三脚を縮めて設置。
堤防の上に昇らないとカメラが操作できず、南側と北側でこのように体制変更^^;

昇ったり下りたり、昇ったり下りたり。
このネタ画像を撮るのもセルフタイマーで一苦労w


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EOS5D3 Tamron15-30mmF2.8 15mm  F2.8 30sec
ISO1600 固定撮影

折角なのでセルフィーを何ショットか撮影。
星屑が夜空に。「星空、ひとりきり」

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ところで。24mmのモザイクパノラマと、15mmの対角魚眼ではどれほどの画質の違いがあるのでしょうか。比較してみました。
単純計算では、中心部でセンサーサイズが24/15=8/5=1.6倍になる効果があることになります。


EOS5D3 EF8-15mmF4L F4 15mm 30sec
ISO3200 固定撮影

この作例は対角魚眼1枚撮り。
時間帯もカメラも違うので厳密には比較できませんが、このサイズ(長辺1024px)では違いがわかりません。

長辺2048pxに縮小して比較。左が15mm、右が24mm。
少し差が出てきましたが、圧縮表示されるとこの程度の違い。
正直いって、この程度のサイズまで縮小すると、苦労してステッチ(モザイク)するほどの効果はありません。

縮小なしの画像を比較。
ここまで来ると差は歴然。1枚撮りでは収差の影響で特に周辺部が荒れますが、モザイクではそれがありません。

アンタレス付近。こちらも差は歴然。
F4とF2.8の差を差し引く必要はありますが、シャープ感・ノイズ感とも比較になりません。

さて、この結果。当たり前っちゃー当たり前ですね。
1枚撮りの撮影時間は30秒、処理の付加コストもなし。
ステッチは撮影時間約15分、処理には30分ほど余計にかかりました。

画質を追求すればステッチ以外の選択肢はありませんが、1枚撮りもけっこう頑張っているので、要は使い分けですね。
これも当たり前の結論。


ステッチ画像からトリミング

ステッチには実戦的メリットもあります。
ステッチ画像からのトリミングが自由自在。
とりあえず広く全部撮っておいて、後から好きに切り出すことが可能。しかも中心部だけ使っているので1枚撮りと比較して画質ははより良好。

全天60枚、半天30枚には時間がかかりますが、2*4の8コマなら5分かからないので、気張りすぎずにステッチのメリットを出すには「少?枚数ステッチ」のメソッドも有効そうです。

そもそも24mmで60枚の全天ステッチは変態的です^^;;;
全天パノラマVRの主流は対角魚眼or超広角での6枚ステッチみたいですから・・

何かと当たり前の結論が多い拙ブログでした^^;

佐賀県太良町大浦・撮影地魚眼コレクション

同一条件による撮影地の魚眼画像シリーズ。
撮影地の空の暗さ・状態の記録のためのエントリーです。
佐賀県太良町大浦
この場所の公開に問題がある場合は、鍵コメントにてご指摘下さい。
連絡先付きで非公開の要請があれば、地図リンク・住所表示を削除します。

EOS5D3 ISO3200 30sec ホワイトバランス太陽光
ソフトフィルターなし 固定撮影
DPPにてISO3200 90sec相当に露出補正

  • 多良岳の麓、有明海に突き出した海岸。
  • 近隣には旅館や民家がそれなりにある。空は決して暗いとは言えないが、白木峰よりやや明るい程度でそれなりの星空。
  • 東側が有明海。有明海は干満の差が大きく引き潮の時は沖まで干潟が広がり、時間帯によって大きく表情を変える。様々な表情の海を背景に星景には良いスポット。
  • 波止場の堤防は3メートルほどあってやや高い。落ちるとタダでは済まないので注意。
  • 堤防の上は一番縮めた状態の三脚をぎりぎり置けるくらいの幅があるが、すこしでもずれると一式海の中に落ちるので要注意。
  • すぐ近くの駐車場にトイレあり。

 

  • ここから多良岳に向かう途中にはいくつもの見晴らしの良いスポットがあり、条件はそちらの方がよさそう。
  • 山茶花高原には大きな風車がいくつかあってこちらも星景撮影には良さそう。
  • 太良町の海岸沿いは至るところに有明海側の視界が良く開けたスポットがある。道の駅鹿島、道の駅太良はどちらも海岸まで下りることができる。

 

  • 冬場の牡蠣は絶品。竹崎ガニ(ワタリガニ)の産地としても有名で、冬は雌・夏は雄が美味い。道の駅でも販売している。小1500円、特大4000円程度だった。
<特に記載のない場合は下記の条件で撮影、処理しています>
EOS5D3 EF8-15mmF4L 絞り開放
90秒ISO3200(非光害地用) または
30秒、ISO1600(光害地用)
ポラリエ恒星時モードで追尾
ピクチャースタイル風景、トーンカーブ・レベル補正なし、
収差補正なし、スタックなし ホワイトバランスオート
ソフトフィルター LEE No3

洋上のダイヤモンド・石垣島玉取崎(3)

石垣シリーズ最終回。
ここまでおつきあいいただき、ありがとうございますm(_ _)m


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EOS6D(SEO-SP4) EF8-15mmF4L F4 ISO3200
120sec*6(固定撮影)、120sec*12(追尾撮影)Lee No3
2016.11.6 石垣島玉取崎にて

洋上の冬のダイヤモンド。
一等星7個に天の川、数多くの星団と散光星雲。
このエリアは星空の繁華街。

旅撮りの場合時間に追われてなかなかできないのですが、雲が晴れたので久々に追尾と固定の合成を、枚数を多くしてやってみました。
さすが、画質が向上しますね^^

 


EOS6D(SEO-SP4) SIGMA24mmF1.4Art F2.2  ISO3200
30sec*2モザイク プロソフトンA 固定撮影
2016.11.6 石垣島玉取崎にて

北西の空ではカシオペヤとアンドロメダ大星雲が傾き、北アメリカ星雲が沈むところ。
ここももっと重ねて撮りたいのですが、赤道儀は一つしかないのでこちらは固定撮影^^;

1枚撮りにしては赤い星雲がよく出てくれました。

 

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長かった石垣ツアーも終了。

 


iPhone6S

石垣空港で少し時間があったので、発着する飛行機を眺めに行きました。
これは着陸した飛行機。
木がなんだかアフリカみたい^^

 


iPhone6S

機上からの夕焼け。
東向きのフライトは夕暮れが早回しです^^

 

 

α7S SIGMA24mmF1.4Art F1.4  1/2秒 ISO51200

那覇空港で乗り次いで福岡に向かう頃には星空に。
窓の外は星空、アルデバランとベラトリックスが。
さすがα7S、手持ちでも星空が写ります。

でも窓の映り込みを避けるためにジャケットをカメラに巻き付けたり必死^^;

 


iPhone6S

どこにも貼れなかったので最後に貼っておきます。
米原ビーチで見かけたカップル。
楽しそうに写真の撮りっこしていました。

アケルナルの光跡・石垣島白保海岸(2)

アケルナル萌え^^
アケルナルは九州からでもぎりぎり見ることは不可能ではないのですが、一等星らしい白く輝く姿が見られるのは、八重山ならでは。


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EOS6D(SEO-SP4) SIGMA24mmF1.4Art F4 15min ISO200
2016.11.6 石垣島白保海岸

アケルナル(左下)、フォマルハウト(右上)、デネブ・カイトス(左上)の3つの明るい星が作る三角形。
石垣の秋の南天の印象的な星並びです。

15分間シャッターを開けたままにして、星の光跡を撮りました。
星の日周運動による円弧は、南に行くほど短く、小さな円を描きます。
天の南極がこのすぐ下に迫ってきていることを実感します。

 


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EOS5D3 EF8-15mmF4L 15mm F4 15min ISO400
歪曲補正 2016.11.6 石垣島白保海岸

北西の海から浮かんできたぎょしゃ座と秋の天の川。
白保海岸は石垣市街に近く、空はけっこう明るめです。
さらに月の光が海岸を照らし、白く浮かび上がりました。

 

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昼間の白保海岸。

 


iPhone6S

白保海岸は遠浅の珊瑚礁が広がり、引き潮の際には遠く沖まで干上がります。
でも海岸近くの珊瑚はこのとおり白化・・・

 


iPhone6S

南側。
海は空の鏡。
この日は青空が今一つで、海のブルーも今一つ冴えませんでした。