惑星からDSOまで、素晴らしいスケッチを数多くtwitterで発信されている@eiZgeさんの作品群をご紹介します。

土星。丁寧に描き込まれた黒の背景に浮かび上がる土星の姿。
「余りに美しかった土星」の印象がそのままに描き出されています。

 

30cmドブによるM8干潟星雲とM20三列星雲。
ほんのり淡いピンクとブルーの美しい星雲の姿。

肉眼による星空のスケッチも。
デネブの青とオレンジのアルビレオの輝き。
@eiZgeさんのスケッチは星の輝きの描写がまた美しい・・

こちらはいて座天の川の中心部。
複雑な天の川の光と暗黒部が優しいタッチで描かれています。

三日月、欠け際と地球照。
これまで見たことのないような月の姿だと思われませんか?

 

白く輝くアリスタルコス。

コペルニクス。
額に入れて机の上に置いて毎日眺めていたいような美しさ。

星雲でも星団でもない「星並び(アステリズム)」。
肉眼で見る星の美しさの要素が全て表現されています。

昼間の金星。
青空のグラデーションがなんともいえぬいい感じ。

木星。「ただならぬ様相」が豊かな色で。

2003年、大接近のときの火星。
「じゃあ描くか」(笑)
星の芸術家の覚醒の瞬間^^

北アメリカ星雲。
眼視でメキシコ湾がくっきりと。

M13。
星なのか雲なのかわからないような微妙な境界線が、眼視のイメージそのままに再現。

惑星状星雲。
青緑の不思議な光芒。

 

さそり座のM6。
広がった散開星団の楽しみの一つは、オレンジ色の星の存在。

系外星雲4つ。
写真のように細かい構造は見えなくても、ざわざわとした個性がそれぞれに。

おとめ座銀河団。
宇宙にぽっかり。リアリティに萌えます。

 

ラブジョイ彗星。
イオンテールの光条がくっきり。

さらには「動き物」も。
黄色く輝くISSのパネル。


 

@eiZgeさんは、小学生のころから天体観望を楽しみ、スケッチをされていたそうです。

 

これは小学生のときの月のスケッチ。

その3年後、1993年の皆既月食。
赤銅色の月の表現に、芸術家としてのセンスを感じずにはいられません。

こちらはその9年後、1999年の皆既日食。

 


 

つげ画伯の制作風景。
情熱大陸のBGMとともに、「職業 天体画家」のテロップを入れたくなる光景ですね^^


いかがでしたか?
実に衝撃的な素晴らしいスケッチの数々。いっぺんにファンになってしまいました。
ここにご紹介した作品はほんの一部、日々精力的に更新されていますので、つげさんのtwitterをぜひご覧になってみてください!

実は編集子、昨年夏に一つ上のツイートの梢さんと共に原村でお会いしておりました。偶然テントがお隣で、ドブでいろいろ見せていただいたのですが、その時は一連のスケッチのことは全く存じ上げず・・

次にお会いするときに備えて、色紙を持参することとします^^
つげさん梢さん、ありがとうございました! https://reflexions.jp/tenref/orig/wp-content/uploads/sites/4/2017/07/b46413b3939760570469f1b50e649b5e-1024x624.jpghttps://reflexions.jp/tenref/orig/wp-content/uploads/sites/4/2017/07/b46413b3939760570469f1b50e649b5e-150x150.jpg編集部天体観賞(観望)惑星からDSOまで、素晴らしいスケッチを数多くtwitterで発信されている@eiZgeさんの作品群をご紹介します。 #今日のスケッチ 13.2cmトリプレットによる土星 先日の「余りに美しかった土星」のスケッチです。 望遠鏡は完全に人のふんどしですが、観望会ならではの楽しみです。 15分ほどしっかり観察し、記憶が鮮やかな内に一気に描きました。 土星は模様が割と単調なのでこれができます。7/8 pic.twitter.com/URLl6b9Ubs — Eisuke Tsuge (@eiZge) 2017年7月10日 土星。丁寧に描き込まれた黒の背景に浮かび上がる土星の姿。 「余りに美しかった土星」の印象がそのままに描き出されています。   #今日のスケッチ 30cmDobによる 干潟星雲と三裂星雲 夏の夜空を代表する星雲です。が、実際見るとなると やっかいな対象でもあります。 天の川がくっきり見える空であれば、干潟星雲は肉眼でも見ることができます。 ただ、「三裂」星雲をしっかり確認したのは、Dob購入後でした。 pic.twitter.com/A68NspIm5t — Eisuke Tsuge (@eiZge) 2017年6月29日 30cmドブによるM8干潟星雲とM20三列星雲。 ほんのり淡いピンクとブルーの美しい星雲の姿。 #今日のスケッチ 肉眼で見た天の川(はくちょう座) 天の川を背景に、大きな羽を広げて飛ぶ白鳥の姿。 複雑に入り組んだ天の川と暗黒帯。暗黒帯にもカタログネームが付いたものもあります。 雨で大変な所もありますが、今夜は晴れる所も多そうですね。 2014/7/25 岐阜の山奥 #七夕 pic.twitter.com/OU0iQsFTdE — Eisuke Tsuge (@eiZge) 2017年7月7日 肉眼による星空のスケッチも。 デネブの青とオレンジのアルビレオの輝き。 @eiZgeさんのスケッチは星の輝きの描写がまた美しい・・ 今日のスケッチは肉眼で見た天の川です。 ちょうど夏の天の川の一番濃いところに当ります。 写真では赤みががかって見えますが、肉眼では黄緑っぽく感じました。 海辺なので少しモヤがありましたが、寒くなくゆったりと見ることができました。 2014/04/05 03:45 三重県南伊勢にて pic.twitter.com/NL4hYFxLN8 — Eisuke Tsuge (@eiZge) 2017年5月19日 こちらはいて座天の川の中心部。 複雑な天の川の光と暗黒部が優しいタッチで描かれています。 #今日のスケッチ 月齢3.2の欠けぎわ(部分スケッチ:2014年) 今夜晴れていれば同じくらいの月が見えたかも知れません。 月面南端の山(光点)と地球照、クレーターの影に注目して観察しました。 2014/5/2 7cmアクロ屈折 33× 正立プリズム pic.twitter.com/VJMK7f0045 — Eisuke Tsuge (@eiZge) 2017年6月27日 三日月、欠け際と地球照。 これまで見たことのないような月の姿だと思われませんか?   #今日のスケッチ アリスタルコスとシュレーター谷(2014年) 形はうまく取れていませんが、白く輝くアリスタルコスがお気に入りの一枚です 一時手元にあった往年の名機ですが、使いこなせませんでしたf^_^; 2014/1/13 カートン光学スカイマスター 6cmアクロ屈折 80× pic.twitter.com/mq8eFjAjPK — Eisuke Tsuge (@eiZge) 2017年6月23日 白く輝くアリスタルコス。 今日のスケッチは、コペルニクス・クレーター(仕上げ)です。 20㎝ドブでは初めてスケッチしましたが、非常に難物で描写に50分も掛かってしまいました。 多重のリング構造や放出物の濃淡が、衝突の荒々しさを感じさせます。 2017/6/4 19:30 LB8inDX-Dob 203× pic.twitter.com/iTmYrS8iwR — Eisuke Tsuge (@eiZge) 2017年6月8日 コペルニクス。 額に入れて机の上に置いて毎日眺めていたいような美しさ。 #今日のスケッチ ケンブルの滝(Kemble's Cascade) 双眼鏡から小望遠鏡での好対象です。星団ではなく、見かけの星並び(アステリズム)です。 望遠鏡では20倍以下で全景が入ります。北の空でほぼ年中見られます。 2013/11/4...編集部発信のオリジナルコンテンツ