アストロアーツHPで、星ナビ2020年3月号の内容が告知されています。発売は2月5日水曜日です。

今月の内容は!?

みんなで同時に星空を観て楽しめる「電視観望」や、一台で赤道儀とモーションタイムラプス機材の2通りの使い方ができるコンパクト赤道儀「ポラリエU」を紹介します。

星ナビ3月号は「楽しい電視観望」と「ビクセンのコン赤 ポラリエU」
http://www.astroarts.co.jp/article/hl/a/11077_hoshinavi

■表紙


谷川正夫さんがグアム・タモン湾で撮影した、2019年12月の金環日食です。本誌でも中東&グアム金環の模様を紹介しています。



ホテルの14階のベランダから撮影された金環日食の連続写真。高い位置からの俯瞰で「まるでドローンから撮ったような狙い通り構図」とのこと。一生にそう何度も見ることのできない光景ですね!

 

■目の感度と口径の壁を越える 楽しい電視観望(解説/村上将之・川村 晶)

最近、ネットや天文雑誌で目にする「電視観望」という言葉。パソコンやスマホに天体望遠鏡をつないで天体を見る、新しい観望の形です。ディスプレイが映し出した星空をみんなで観る楽しさは体験の価値あり。実際に観望会で電視観望を取り入れている協栄産業の村上さんがその魅力を紹介します。

時代は電視観望^^ 高感度のカメラで星空をライブ体験、10ページの特集です。前半は、精力的に各地で「電視観望会」を開催されている協栄産業の村上将之さんによる、電視観望の入門ガイドと観望会レポート。後半は、最近電視観望にデビューされた大ベテラン、川村晶さんの「マニアならこう楽しむ!」的な体験レポートです。

電視観望の何が楽しいのか?これはぜひ実際に体験してほしいのですが、この特集記事を読めばそのエッセンスを疑似体験できるでしょう。新しい天文ファン層の拡大や、ベテランの新しい遊び方の発見にも大いに期待を持てる電視観望ですが、「新しい形の宇宙の体験」という、その根っこにあるものが実感できる特集記事になっています!

天リフでも今まさに、ライブスタック機能を備えた「ASI AIR PRO」による電視観望にチャレンジ中!こちらの連載もお楽しみに!

■星空写真からタイムラプスまで 多目的コン赤・ビクセン ポラリエU(解説・作例/北山輝泰)

2011年に発売されたロングセラーコンパクト赤道義「星空雲台ポラリエ」の後継機、「ポラリエU」が発売されました。赤道儀としての星空撮影のほか、タイムラプス向けの機能や専用アプリ、充実したオプションパーツなどが魅力です。初代「ポラリエ」との比較とともに「ポラリエU」の魅力を伝えます。

新発売のビクセンの「コンパクト赤道儀」ポラリエU。星景写真家の北山輝泰さんによる試用レポート。「ポラリエU」で何が変わったのか、どんな構成と拡張が可能なのか。新たに追加された「モーションタイムラプス」機能についても詳しく解説されています。

こちらのタイムラプスムービー作例集もぜひあわせてごらんください!

天リフでも現在試用中!こちらのレビュー記事も近日公開予定です。お楽しみに^^

◎広告ピックアップ

■CP+2020は2月27日〜3月1日/アストロショップ・シュミットから

毎年、2月末〜3月上旬に開催されるカメラと光学製品の展示会「CP+」。今年も横浜パシフィコで開催されます。天文関係では、アストロショップ・シュミットの運営元であるサイトロンジャパンをはじめ、ビクセン、トミーテック(BORG)、興和光学、日本望遠鏡工業会、ケンコー・トキナーなど各社がブースを構えます。

昨今「星の撮影」はカメラ市場でも一定の存在感が出てきています。リコーイメージング・ニコン・オリンパス・フジフィルム・キヤノン・パナソニック・ソニー・シグマ(順不同^^;;)をはじめとする大手カメラメーカーや、フィルターなどの写真用品でも「天文」関連の出展・セミナーが開催されることが予想されます。ぜひ足を運ばれてみてはいかがでしょうか?

天リフ編集部は今年も初日に終日会場に滞在し速報予定です!

◎天リフ独断ピックアップ

■今月は(も)ぜひお買い上げいただいてお読み下さい!



今月号は(も)特に見どころが多数。「恋する小惑星」「終末のベテルギウス」吉田さんの「宇宙は美しい」増ページの「星の召すまま」「中東とグアムの金環日食」思わず涙の「三鷹の森」レジェンド「椛島冨士夫さんの引退表明」ドーハの金環日食「銀ノ星」・・・

仕方ないので一部を切り出して縮小コラージュにしました!今すぐ書店に急げ。またはアマゾンでポチ!

■ネットよ今夜もありがとう

今月は宮崎輝規さんの「星空と自分の記録」と、「日本天文愛好者連絡会」です。
宮崎さんは「元天文少年」の復帰組。ディープスカイから星景写真までオールラウンドに楽しまれています。

日本天文愛好者連絡会(JAAA)は、2010年の国際天文年を機に設立された比較的新しい団体です。入会はメーリングリスト登録するだけ、会費も無料。「ゆるやか〜なネットワーク」という組織は、ネット時代ならではのあり方かもしれません。リアルでも毎年秋に「全国天文愛好者交流会」が開催されているそうです。

■星ナビギャラリー



今月のトップ下はHさんの全周魚眼レンズでとらえた黄道光と冬の天の川のクロス。360°ほぼ無光害の北海道日高、素晴らしい星空です。「沈みゆく対日照」も写っていますね!同見開きのK さんの対日照の作品も素晴らしい。

もう毎度の作品レベルの高さですが、個人的にはIさんの「FL55SSによる星景」に注目。望遠レンズによる星景の可能性を感じる作品です。この場所は山の端の仰角がけっこう高いのですが、そんなロケーションを探して作品づくりするのも面白そうですね!

ちなみに、昨年末の金環日食の作品群は別の特集ページに掲載されています。

■星の都の物語〜プラハ〜 天文学に彩られた古都(案内/中山満仁)

チェコ共和国の首都プラハは、ティコ・ブラーエやケプラー、アインシュタインなどが住んでいた星の街。街には天文時計や天文学者の像やプラネタリウムといった天文学にまつわる建造物があります。世界40か国以上を訪問する中山さんとともに、天文学に彩られた古都・プラハを旅しましょう。

かつて神聖ローマ帝国の都があった古都プラハ。近代天文学の礎を築いた2人の天文学者、ティコ・ブラーエ(*1)とヨハネス・ケプラーや、アインシュタイン、天才発明家ニコラ・テスラ(*2)が住んだ街。中世の雰囲気をそのまま残した街の紀行です。

(*1)ティコ・ブラーエは1546年生まれ。今年のNHK大河の主役、明智光秀より20年ほど(*諸説あります)後に生まれたことになります。

(*2)ニコラ・テスラは、世界初の実用的交流モーターを発明し「磁束密度」の単位「T(テスラ)」にも名を残した天才発明家ですが、記事中には触れられていませんがその名を冠した電気自動車の会社が(スターリンク衛星の)イーロン・マスク率いる「テスラ・モーターズ」です。

筆者はヨーロッパ未体験なのですが・・・400年overの歴史のある街には憧れます。モーツァルトが「ドン・ジョヴァンニ」を指揮した劇場、アインシュタインの住んだアパートのあった川べり。一度は行ってみたいものですね。

■すべての人に星空と宇宙を 五感で学ぶ天文学(解説/臼田-佐藤功美子)

障害の有無や国籍など関係なく、すべての人に宇宙や天文を楽しんでもらうにはどうすればよいのでしょうか? 望遠鏡や惑星の模型や点字、手話などを通して、あらゆる人に天文学の楽しさを伝える活動を紹介します。

「宇宙の面白さ」を伝えること。「見えないものを見る」のが天文学だとすれば、それをあらゆる人に伝えるのも天文学クラスタの使命です。「ダイバーシティ」や「インクルージョン」といったコンセプトは、結局はアウトリーチする対象の多様性をしっかり考えて実践しようということなのかもしれません。そんな様々な取り組みの紹介記事です。

まとめ

いかがでしたか?

2020年も、はや2月。ベテルギウスは暗くなったもののまだ爆発していませんが^^;;宇宙と私たちの時間は今月も定常運行。晴れない空に一喜一憂しながらも、ウィルス感染に気を付けて今月も楽しく乗りきりたいものですね!

そんな中でも毎日一度は天文リフレクションズ。そして毎月5日は天文雑誌!4月号も楽しみですね!

星ナビ3月号は「楽しい電視観望」と「ビクセンのコン赤 ポラリエU」
http://www.astroarts.co.jp/article/hl/a/11077_hoshinavi

 

 


※アストロアーツ様より告知文・内容サンプル画像の転載許可をいただいています。

天文ガイドも合わせて読みたいですね!! https://reflexions.jp/tenref/orig/wp-content/uploads/sites/4/2020/02/7809b79838231318c0e5572434605add-1024x628.jpghttps://reflexions.jp/tenref/orig/wp-content/uploads/sites/4/2020/02/7809b79838231318c0e5572434605add-150x150.jpg編集部雑誌・書籍アストロアーツHPで、星ナビ2020年3月号の内容が告知されています。発売は2月5日水曜日です。 今月の内容は!? みんなで同時に星空を観て楽しめる「電視観望」や、一台で赤道儀とモーションタイムラプス機材の2通りの使い方ができるコンパクト赤道儀「ポラリエU」を紹介します。 星ナビ3月号は「楽しい電視観望」と「ビクセンのコン赤 ポラリエU」 http://www.astroarts.co.jp/article/hl/a/11077_hoshinavi ■表紙 谷川正夫さんがグアム・タモン湾で撮影した、2019年12月の金環日食です。本誌でも中東&グアム金環の模様を紹介しています。 ホテルの14階のベランダから撮影された金環日食の連続写真。高い位置からの俯瞰で「まるでドローンから撮ったような狙い通り構図」とのこと。一生にそう何度も見ることのできない光景ですね!   ■目の感度と口径の壁を越える 楽しい電視観望(解説/村上将之・川村 晶) 時代は電視観望^^ 高感度のカメラで星空をライブ体験、10ページの特集です。前半は、精力的に各地で「電視観望会」を開催されている協栄産業の村上将之さんによる、電視観望の入門ガイドと観望会レポート。後半は、最近電視観望にデビューされた大ベテラン、川村晶さんの「マニアならこう楽しむ!」的な体験レポートです。 電視観望の何が楽しいのか?これはぜひ実際に体験してほしいのですが、この特集記事を読めばそのエッセンスを疑似体験できるでしょう。新しい天文ファン層の拡大や、ベテランの新しい遊び方の発見にも大いに期待を持てる電視観望ですが、「新しい形の宇宙の体験」という、その根っこにあるものが実感できる特集記事になっています! https://twitter.com/tenmonReflexion/status/1223934769307631616 天リフでも今まさに、ライブスタック機能を備えた「ASI AIR PRO」による電視観望にチャレンジ中!こちらの連載もお楽しみに! ■星空写真からタイムラプスまで 多目的コン赤・ビクセン ポラリエU(解説・作例/北山輝泰) 新発売のビクセンの「コンパクト赤道儀」ポラリエU。星景写真家の北山輝泰さんによる試用レポート。「ポラリエU」で何が変わったのか、どんな構成と拡張が可能なのか。新たに追加された「モーションタイムラプス」機能についても詳しく解説されています。 https://youtu.be/r-QuG7briro こちらのタイムラプスムービー作例集もぜひあわせてごらんください! 天リフでも現在試用中!こちらのレビュー記事も近日公開予定です。お楽しみに^^ ◎広告ピックアップ ■CP+2020は2月27日〜3月1日/アストロショップ・シュミットから 毎年、2月末〜3月上旬に開催されるカメラと光学製品の展示会「CP+」。今年も横浜パシフィコで開催されます。天文関係では、アストロショップ・シュミットの運営元であるサイトロンジャパンをはじめ、ビクセン、トミーテック(BORG)、興和光学、日本望遠鏡工業会、ケンコー・トキナーなど各社がブースを構えます。 昨今「星の撮影」はカメラ市場でも一定の存在感が出てきています。リコーイメージング・ニコン・オリンパス・フジフィルム・キヤノン・パナソニック・ソニー・シグマ(順不同^^;;)をはじめとする大手カメラメーカーや、フィルターなどの写真用品でも「天文」関連の出展・セミナーが開催されることが予想されます。ぜひ足を運ばれてみてはいかがでしょうか? 天リフ編集部は今年も初日に終日会場に滞在し速報予定です! ◎天リフ独断ピックアップ ■今月は(も)ぜひお買い上げいただいてお読み下さい! 今月号は(も)特に見どころが多数。「恋する小惑星」「終末のベテルギウス」吉田さんの「宇宙は美しい」増ページの「星の召すまま」「中東とグアムの金環日食」思わず涙の「三鷹の森」レジェンド「椛島冨士夫さんの引退表明」ドーハの金環日食「銀ノ星」・・・ 仕方ないので一部を切り出して縮小コラージュにしました!今すぐ書店に急げ。またはアマゾンでポチ! ■ネットよ今夜もありがとう 今月は宮崎輝規さんの「星空と自分の記録」と、「日本天文愛好者連絡会」です。 宮崎さんは「元天文少年」の復帰組。ディープスカイから星景写真までオールラウンドに楽しまれています。 日本天文愛好者連絡会(JAAA)は、2010年の国際天文年を機に設立された比較的新しい団体です。入会はメーリングリスト登録するだけ、会費も無料。「ゆるやか〜なネットワーク」という組織は、ネット時代ならではのあり方かもしれません。リアルでも毎年秋に「全国天文愛好者交流会」が開催されているそうです。 ■星ナビギャラリー 今月のトップ下はHさんの全周魚眼レンズでとらえた黄道光と冬の天の川のクロス。360°ほぼ無光害の北海道日高、素晴らしい星空です。「沈みゆく対日照」も写っていますね!同見開きのK さんの対日照の作品も素晴らしい。 もう毎度の作品レベルの高さですが、個人的にはIさんの「FL55SSによる星景」に注目。望遠レンズによる星景の可能性を感じる作品です。この場所は山の端の仰角がけっこう高いのですが、そんなロケーションを探して作品づくりするのも面白そうですね! ちなみに、昨年末の金環日食の作品群は別の特集ページに掲載されています。 ■星の都の物語〜プラハ〜 天文学に彩られた古都(案内/中山満仁) かつて神聖ローマ帝国の都があった古都プラハ。近代天文学の礎を築いた2人の天文学者、ティコ・ブラーエ(*1)とヨハネス・ケプラーや、アインシュタイン、天才発明家ニコラ・テスラ(*2)が住んだ街。中世の雰囲気をそのまま残した街の紀行です。 (*1)ティコ・ブラーエは1546年生まれ。今年のNHK大河の主役、明智光秀より20年ほど(*諸説あります)後に生まれたことになります。 (*2)ニコラ・テスラは、世界初の実用的交流モーターを発明し「磁束密度」の単位「T(テスラ)」にも名を残した天才発明家ですが、記事中には触れられていませんがその名を冠した電気自動車の会社が(スターリンク衛星の)イーロン・マスク率いる「テスラ・モーターズ」です。 筆者はヨーロッパ未体験なのですが・・・400年overの歴史のある街には憧れます。モーツァルトが「ドン・ジョヴァンニ」を指揮した劇場、アインシュタインの住んだアパートのあった川べり。一度は行ってみたいものですね。 ■すべての人に星空と宇宙を 五感で学ぶ天文学(解説/臼田-佐藤功美子) 「宇宙の面白さ」を伝えること。「見えないものを見る」のが天文学だとすれば、それをあらゆる人に伝えるのも天文学クラスタの使命です。「ダイバーシティ」や「インクルージョン」といったコンセプトは、結局はアウトリーチする対象の多様性をしっかり考えて実践しようということなのかもしれません。そんな様々な取り組みの紹介記事です。 まとめ いかがでしたか? 2020年も、はや2月。ベテルギウスは暗くなったもののまだ爆発していませんが^^;;宇宙と私たちの時間は今月も定常運行。晴れない空に一喜一憂しながらも、ウィルス感染に気を付けて今月も楽しく乗りきりたいものですね! そんな中でも毎日一度は天文リフレクションズ。そして毎月5日は天文雑誌!4月号も楽しみですね! 星ナビ3月号は「楽しい電視観望」と「ビクセンのコン赤 ポラリエU」 http://www.astroarts.co.jp/article/hl/a/11077_hoshinavi     ※アストロアーツ様より告知文・内容サンプル画像の転載許可をいただいています。 天文ガイドも合わせて読みたいですね!!編集部発信のオリジナルコンテンツ