皆さんこんにちは!

「遠征」って、エネルギーを使いますよね!晴れるかどうか天気予報とにらめっこしながら、晴れそうな場所に出撃。往復の移動、少ない睡眠時間。冬の長い夜を目一杯徹夜しようものなら、翌日使い物にならない体になってしまいます。

かといって「ベランダ撮影」「庭撮り」にも限界があります。筆者の自宅は集合住宅なので、ベランダから撮影できるのは南東の空だけ。しかも最近近くに大型モールができて、ますます明るくなってしまいました・・



https://www.google.com/maps/@33.6035918,130.4917268,10z

「遠征」がしんどいのは「遠い」から。それなら近場に行けばいい。サクッと近場に出撃してサクッと撮って帰ってくる。機材展開の労力は「ベラ撮り・庭撮り」とあまり変わりません。満天の星は望めないにしても、ナローバンドなどフィルターワークでカバー可能。「遠征」ならぬ「近征」は、もしかしたらこれからのディープスカイ撮影の「主流」になるかも?!

というわけで「近征」してきました。

撮影のねらい

月明上等!「近征」、月齢12の夜

同一露光条件での比較。月が中天にあるとさすがに明るいですが、雲さえなければそれほど極端には違わない?

「近征」なので光害は織り込み済み。どうせ空は明るいので、月明かりもあまり気にせず、晴れてくれれば上等。月明かりの下でどのくらい撮れるか、どのくらい違うのかも興味がわきます。あえて「月齢12」の晩に出撃!

明るい「銀河」狙い

月明下の「近征」なので、淡い対象はパス。輝度の高い「銀河」を狙うことにしました。銀河は最周辺の淡いところでなければ、けっこう輝度が高く惑星状星雲と並んで光害地でも撮りやすい対象です。ワンショットナローバンドフィルターを付けてHαの「赤ポツ」のあるM101やM81/82、または淡い周辺が写らなくても楽しそうな「エッジオン銀河」を対象に想定します。

見せてもらおうか!SWAT-310「V-spec」の実力とやらを!

「最強の1軸駆動赤道儀」SWAT。フォーク部のパーツ構成には若干改善の余地はありますが、焦点距離560mm・重量3.6kgのアポ鏡筒FOT85が運用可能(ただし、やや無理あり)とわかったのは大収穫。

実はこれが今回の「近征」の主目的だったのですが、ユニテック(株)様より、SWAT-310赤道儀の新モデル「V-spec」の試作版(*)をご提供いただいていて、この晩がそのファーストライト。この「V-spec」は、追尾誤差を従来の約1/2(±3.5秒角程度)に向上させたもの。その実力を試そうというものです。

(*)1/23日時点で、発売時期は未定です。

この「羊の皮を被った狼(古い^^;)」。銘板には「V-spec」の文字が光ります^^ 外観は銘板以外ほとんど同じですが(*)、ウォームホイルなどの駆動部分と電子回路は一新されているそうです。

(*)他には、メインダイヤルの色がシャンパンゴールドになっています。

詳細は別途レビュー予定ですが、電源投入直後に「スタンバイモード」が動作し、ギアの遊びを短時間でクリアするようになっていたり、細かな改良が加えられているようです。

鏡筒には3枚玉アポクロマートのFOT85を、お気に入りの「シンプルフォークユニットDX」で接続。重量的にはかなり過剰積載で、フォークのたわみが懸念されるのですが、短時間露出でどこまでカバーできるかに注目。

最高の小型屈折望遠鏡はコレか!?【連載第1回】Founder Optics FOT85レビュー

IR(赤外線)でウィルタネン彗星46P

BKP130 F5コマコレ ASI294MC SC72フィルター 5min*17
AP赤道儀 (onstepベルトドライブ改造)ASI120MM-mini ASI AIRでディザリング
彗星基準加算平均

波長の長い近赤外線は光害にも月明かりにも強い。これは前回すでにやっているのですが、遠ざかりつつあるウィルタネン彗星(46P)に再チャレンジ。イオンテイルは赤外では期待できないので、ダストテイルの1本狙い。

こちらはいきなりリザルトを出しますが、かなり彗星は小さく暗くなっていて、結果的にダストテイルは今一つでした。反面、SC72の近赤外撮影は「近征」ではかなり効果はありそうです(*)。

(*)「近赤外で撮って面白い」対象は、筆者の認識する限りではオリオン大星雲くらいしかなく、あまり耳にしません。「これ面白いんじゃない?」的情報があればぜひお知らせください!

AP赤道儀はSWAT赤道儀とは違った意味で「最強のポータブル赤道儀」です。こちらも近日レビュー記事公開予定。1kgのウェイト1個はビクセン様よりお借りしているものです^^

撮影に使用した機材は、星祭りで手に入れた中古のBKP130と、くわなのMさんにベルトドライブ改造してもらった自動導入のビクセンAP赤道儀。LX-200互換コマンドで制御可能なのでASI AIRも使用可能(*)。12月にAP三脚も買い足したので、ほぼフル自前機材です。

(*)純正のAP赤道儀は1/23時点でASI AIRには未対応です。

今回使用したASI AIRとガイドスコープ、ガイドカメラASI120MM mini。http://hoshimiya.com/?pid=133669448

ASI AIRにASIのミニガイドスコープとミニガイドカメラ、カメラ系はASIフルセット。今回はさらりとご紹介。まだ冴えた作例を出せていないのですが、近日乞うご期待^^

撮影記

曇りで一旦撤退w

当初の腹づもりでは、20時ごろから撮影を開始して、深夜には撤収するつもりでした。Windyの予報もまあまあ行けそうで、19時前に自宅を出発。目的地は昨年末に見つけた福岡市西部。ところが・・・

19:47 α7S EF8-15mmF4 8mm F4 10sec ISO800

がーん。空が一面薄雲に覆われているではないですか・・話が違うぞ!Windyを開いて再確認すると・・・夜半まで曇りに変わっている!(Windyはよく当たりますねorz)

ちょっと様子を見るか・・遠征地なら雲の下悶々と待つしかないのですが、そこは「近征」のいいところ。一旦帰宅することにしました。自宅まで12キロほど、道が込んでいなければ20分です。

再度突撃

自宅でうだうだ過ごして晴れ間を待ちます。2時間ほど経過して外を見ると晴れ!では出撃するとするか!ホームグラウンドの遠征地の場合は車で約80分ほど。1時間の差は大きいですね^^

サクッと再び近征地に到着したのが24時前。機材を展開して撮影準備を整えたのが1時ごろ。

久しぶりのASI AIRに戸惑う

まずはBKP130+ASI 294MCのウィルタネンから。294を使うのは12月の46P以来。ところが、久しぶりで準備にけっこう手間取ってしまいました。ガイドカメラもメインカメラも、ピント位置が全くわかりません(*)。

(*)大まかなピント位置に印を付けておくべきだと痛感しました。

天体用CMOSカメラはデジタルカメラと違って「モニターに星が出てくる」までがけっこう難しい。すごく明るい星が写野に入っていればいいのですが、そうでないと完全なアウトフォーカス状態から星を見つけるのは簡単ではありません。

露光時間が長いとピント位置がわからない。短くすると星が写らない。悪戦苦闘するもどうにもならず、地上の街灯りでピントを合わせることに。最初からそうしておけばよかった・・・

ようやくピント位置がだいたい決まって、もう一度赤道儀をホームポジションに戻して、赤緯赤経から46PにGOTO。おお。星が出てきました^^ 1コマ撮像してPlate Solve。もう一度GOTOしてからさらに1コマ撮像。さらにPlate SolveしてGOTO。これで46Pが導入できたはずです。

0:47 ASI AIRの画面キャプチャ。一回目の撮像、30秒露光。このときは彗星が淡すぎで見逃しました。後で見るとかすかに写っていました^^;;

うーん。いない。あんなに明るかったのに、46Pはどこにいるんだ・・・

露光時間を2分に変更してさらに1コマ撮像。あ、いたいた。ようやく46Pゲット。おめでとう^^

またまた雲が・・

01:23 設置を終えて46Pを無事導入し、撮影を開始したところ。まだ晴れています^^ α7S サムヤン35mmF1.4 F5.6  1.6sec ISO6400

ところが・・・本番撮影開始!というタイミングで・・・またまた雲の来襲が。ときどき晴れ間も出るのですが、なかなかスッキリしません。

02:02 46Pは雲の中ですが、晴れ間をぬって商品撮影^^。「V-spec」の銘板をカッコよく。よく見るとカメラにはリモートスイッチが付いていなくて、未準備であることがわかりますw α7S サムヤン35mmF1.4 F5.6 3.2sec ISO3200

せっかく機材を全面展開したので、気を取り直して機材写真を撮影することに(*)。

(*)この連載を始めてから、機材写真の重要性がさらに高まりました。とにかく、いろんなアングルで機材を撮っておくと、どこかで役に立ちます^^

機材写真の場合、少々曇っていても絵になります。何より、意外と楽しいんです、これ。

02:27 α7S サムヤン35mmF1.4 F5.6 10sec ISO1000

自撮りもしちゃったりして。「防犯カメラ設置・不審者を見つけたら通報します」という看板が怖い^^;;

ようやく晴れた!

途中何度も帰ろうかと思いましたが、粘った甲斐あって3時前になってようやくすっきり晴れてきました。ああ、長かった。46P撮影開始。

04:16 46P撮影シーケンスの半ばごろ。もう夜明け間近。鏡筒右の輝星はベガ、ウェイトの先あたりにはIC1396があるはず。α7S サムヤン35mmF1.4 F5.6 10sec ISO1000

SWAT-310の目盛環に助けられる

続いてもうひとつのSWAT+FOT85の撮影準備に入ります。最初M101に向けようとしたのですが、ぎりぎりで鏡筒が架台に干渉してしまって無理でした(*)。残念。BプランのNGC4565に作戦変更です。

(*)カメラレンズやFL55SSのような短い鏡筒なら死角レスになります。

FOT85の焦点距離は560mm。ライブビューで手動導入しようと思いましたが、これがなかなか難しい。かみのけ座は肉眼や短い焦点距離ならすぐ導入できるのですが、長い焦点距離だとスターホッピングするための目印がありません。しかも「月夜の近征地」であんまり星が見えないし。

赤経目盛環。NGC4565の赤経は12h36m20s。目盛は38m付近を指しています。基準星で初期設定したときの誤差でしょう。2mの差は角度で0.5°くらい。560mでこの誤差なら導入には余裕です。

そこで、SWAT-310の目盛環を使うことにしました。アークツールスを導入して赤経値を合わせ、目盛環を頼りにNGC4565に向けます。デジタル時代の目盛環導入は、対象の赤緯値・赤経値をアプリで簡単に調べられるのでかなり便利です。今回は「スカイガイド」を使用しました。

「シンプルフォークユニットDX」の赤緯の目盛環はパノラマ雲台の流用。目盛は0°〜90°ですが、クランプの装着方法によっては90°ずれることに注意。

 

03:47 目盛環で導入直後の状態。EOS6D 10sec ISO25600

1枚試写。おお。無事導入です。焦点距離600mmの場合、視野短辺は2.3°角ほど。極軸をちゃんと合わせておけば、目盛環だけでほぼ写野内に対象を入れることができます。自動導入はもちろん便利ですが、目盛環もかなり使えますね(*)。

(*)目盛環はモザイク撮影の時にも威力を発揮します。短めの焦点距離の場合、自動導入赤道儀よりもむしろ簡単かもしれません。



結局朝まで・・「金星」と「木星」に迎えられる

05:06 α7S シグマ50mmF1.4 F1.4 3.2sec ISO250

2台の赤道儀が粛々と撮影を開始したのは4時過ぎ。

サクッと撮って帰るはずが・・・「うふ。今日も朝までね(はーと)」もう若くないんだけどな。 なんと金星が木星を引き連れて昇ってきました。

早起きならぬ「夜更かしは天文の特(得・徳)」。せっかくなのですぐ近くの堤防まで移動して金星と木星を撮影。

06:19 EOS6D(SEO-SP4) サムヤン35mmF1.4 F5.6 6sec ISO800

薄明が始まり、東の空が赤みを帯びてきました。さそりのSも全部上がってきて、夏の銀河の季節まであと少し。

06:19 ダーク撮像中。この日の福岡の薄明開始は5:55。これが終わらないと帰れないし、周囲が明るくなってしまうと光線漏れが心配。ダーク撮像は気が重い。なのでCMOSカメラ以外はふだんはダークは撮りません^^;;

ダーク撮像分の時間を見越して5時半ごろに撮影を終了。機材を順次撤収して、最後にダーク撮像を終えたCMOSカメラを収容。あー、今夜も長かったね^^

画像処理とリザルト・NGC4565編

まずは最終リザルト

ででん。(c)あぷらなーと

いきなり最終リザルトです。

EOS6D(SEO-SP4) FOT85+W.Oバックフォーカス可変フラットナー QBPフィルター SWAT310 V-spec(β)
ISO6400 60sec*75 星消しシェーディング画像を減算 等倍トリミング

ポータブル赤道儀で560mm、そして近征。それにしては、けっこうイケるじゃないですか。まあ、1000mmオーバーの巨砲と比較すると負けちゃうのは仕方ありませんが、「お手軽」撮影としては十分のできばえです^^

フラット補正は「星消しシェーディング画像」で

60秒露出の1枚画像。周辺減光とリング状のムラが出ています。光害地で明るい銀河を撮る場合はあまり強調しなくても対象が出てくるので、このまま中心部をトリミングするだけでもそこそこいけるかもしれませんが、今回は天リフでもご紹介した「星消しシェーディング画像」による補正を行いました。

【連載6】実践・天体写真撮影記・宅撮り「ワンショットナローバンド」+お手軽フラット補正

詳しくはこちらの記事をご参照ください。ざっくりの流れは、元画像から星を消してぼかして得られた画像(シェーディング画像)を、減算して補正するというものです。慣れれば簡単な操作であっさり補正が可能です。

補正後の画像を超強調したもの。きれいにフラットムラが消えています。日の丸構図の銀河は(*)どんな方法で補正しても良い結果が得られるものですが、フラット撮像もグラデーションマスクも使わずに、Photoshopだけでここまで簡単に補正できるので、なかなか有効な方法だと思います。

(*)「視野一杯に馬頭星雲」のような場合は、この方法はたぶんうまくいきません。今後の研究課題ですね。

ガイドエラーを評価する

ガイド精度はどうでしょうか。

中心の星像の直径は4ピクセル(EOS 6Dのピクセルサイズは7μ程度なので30μほど)程度。最微光星の直径は2〜3ピクセル(同14〜21μ)ほどでした。焦点距離560mmの場合、センサー上の7秒角は約3ピクセル弱、19μに相当します。

上の画像は撮像した90枚の中から連続した8分間・8コマを抜き出したもの。歯数210枚のSWAT-310のウォームギア一回転分は約7分弱。全てが完全な点像になっているわけではありませんが、歩留まり的にはこのリザルトなら満足と言えるでしょう。

今回の構成はかなり無理のある構成(*1)だったので、V-specの本来の限界性能は引き出せていないと思います(*2)。次回は赤緯軸を強化した構成で、きちんと測定してみようと思います。

(*1)「シンプルフォーク」はどちらかというと焦点距離の短い小型鏡筒・カメラレンズ向きで、重量級の鏡筒を搭載する場合は「ドイツ式」の構成にすべきでしょう。

(*2)500〜600mmクラスをしっかり「オートガイドなし」で使用するためには、赤道儀の追尾精度だけでなく各部のパーツの剛性や極軸合わせの精度・風の影響など、様々なな要素がからんできます。本項はその前提でごらんください。

840mm、20分間。極軸の方位を若干東にずらして撮影。±3.2秒角に収まっています。(ユニテック様提供)

ちなみに、こちらはメーカー側でのピリオディックモーションテストの画像です。誤差が最も大きく現れる天の赤道付近を南中時に撮影したものだそうです。

月明かりの影響はどれくらい?

04:14〜5:51 までの90コマ。各60秒露出。

月没をはさんだ90コマの全撮像画像。無補正のraw画像サムネイルです。この日の月没時刻は5:03なので、月没49分前から月没後48分までの推移。背景の空が徐々に暗くなっているのがわかります。

ヒストグラムの山を揃えて比較してみると、最初のコマと最後のコマで1.5段分の輝度差がありました。真ん中の月没時点では1.1段分の差(*)。

(*)月没時点ではまだ空は少し明るいということですね。太陽の例を見れば当然といえば当然ですが。

撮影開始時、中間時、終了時の1枚画像を比較してみました。背景のカラーバランスとレベルをだいたい揃えています(*)。

(*)月明状態では背景が「青空」となるため、背景で合わせると結果的に星が赤くなってしまうようです。

これを見ると明らかに画質が異なることがわかります。「月明上等」のコンセプトで撮ってみたものの、結局「月明はない方がずっと良い」という当たり前の結果になりました。QBPフィルターで「光害」はカットできても、連続光のかぶりの影響は避けられない。これも当然とはいえ当然の結果でした。ブロードバンドで銀河を狙うなら、やはり大きな月は避けるべきでしょう(*)。

(*)今回は追尾誤差のチェックの必要性もあって、露出倍数の大きいQBPをあえて使いましたが、本来ならもう少しバンドの広いLPS-P2のような光害カットフィルターの方が銀河には適しているでしょう。

画像処理とリザルト・46Pウィルタネン彗星

最終リザルト

BKP130 F5コマコレ ASI294MC SC72フィルター 5min*17
AP赤道儀 (onstepベルトドライブ改造)ASI120MM-mini ASI AIRでディザリング
彗星基準加算平均

再掲ですが、リザルト画像。とりあえず記録としては彗星を写せたものの、ちょっと寂しい感じ。やっぱりRGBカラーでないと彗星は映えませんね^^

ASI AIRのディザガイド機能

彗星がある程度ショボイのは織り込み済み。いくつかの検証を仕込んでおきました。まずは、ASI AIRの最新版で実装されたディザガイド機能。

ガイド設定のメニューから、Dither Settingを選択すると、パラメータ指定画面になります。Distanceはディザの動きの大きさ。Settle Timeはディザ後ガイドが安定するまでの待ち時間と思われますが、デフォルト値で使用しました。

800%拡大。

左はディザなし、右はディザありの場合比較明合成画像。確かに、散らしてガイドをしてくれていますね。

恒星基準コンポジット 800%拡大。

ディザの有無の比較。コマ数が少ないので効果は限定的ですが、明らかにディザありの方が輝点ノイズが減っています。ディザガイドを使用するなら、ゲインをもっと上げて、露出時間を短くしてコマ数を多くした方が良かったかもしれません。このへんは次回の検証課題ですね。

ASI294MCの赤外域感度

赤外域においてベイヤー配列のセンサーは、R画素はもちろんですが、GB画素もそれなりの感度をもちます。それを検証してみました。

800%拡大。

R,G,Bの順で感度が高いようです。Bはかなりノイジーですが、Gはけっこう使えそうなくらいの感度がありますね。筆者はデジカメでHαのナロー撮影をする場合、Rチャンネル以外は捨ててしまっていますが、赤外撮影の場合はGも使えそうです。今回の作例は、コンポジットした画像をそのまま彩度をゼロにしてモノクロ化しました。

使用した小物アイテム

パーマセルテープ

機材撮り的にはライトが付いていた方が映えるのですが^^;

「パーマセルテープ」は、遮光性の高い黒のつや消し紙テープです。簡単に剥がせて糊の跡が残りにくいのが特徴。汎用の写真用品として販売されています。

今回、いろいろLEDがピカピカしていたので、このテープを使って現地で目張りしました。近征ならともかく、暗夜ではちょっとまぶしすぎですね。これ1個あると結線を束ねたり、緊急時の仮止めなどいろいろ使えるため、車中に常備しています。

まとめ

いかがでしたか?

今回もいろいろ詰め込みましたが、メインのテーマは「近征」です。あまり星空のクオリティには欲張らず、「宅撮り」の延長でほんのすこしだけ条件の良い場所に出かけること。特に、視界が限られるベランダ派には有効な手段だと感じました。

今回みたいに「勢いで徹夜」してしまうと本末転倒ですが^^;; 夜半まで・明け方だけのような、短時間・速攻の出撃と組み合わせれば、撮影のチャンスが大きく広がることでしょう。

また、光害地の「近征」では「暗くても焦点距離の長い光学系」「表面輝度の高い対象」「フィルターワーク」の3点セットが効果的です。ケースに応じて、様々な手段で、撮影の自由度を広げられるといいですね!

それでは皆様のご武運をお祈り申し上げます。また次回お会いしましょう!


機材協力(順不同):

  • ユニテック(株)[SWAT-310 V-spec(β)、シンプルフォークユニットDX]
  • (株)ビクセン[1.0kgバランスウェイト]
  • 星見屋 [FOT85]
  • スタークラウド[William Optics バックフォーカス可変フラットナー]
https://reflexions.jp/tenref/orig/wp-content/uploads/sites/4/2019/01/fc6927a4cd7fc6f068de9eb5d3ae4aff-4-1024x538.jpghttps://reflexions.jp/tenref/orig/wp-content/uploads/sites/4/2019/01/fc6927a4cd7fc6f068de9eb5d3ae4aff-4-150x150.jpg編集部天体写真実践・天体写真撮影記皆さんこんにちは! 「遠征」って、エネルギーを使いますよね!晴れるかどうか天気予報とにらめっこしながら、晴れそうな場所に出撃。往復の移動、少ない睡眠時間。冬の長い夜を目一杯徹夜しようものなら、翌日使い物にならない体になってしまいます。 かといって「ベランダ撮影」「庭撮り」にも限界があります。筆者の自宅は集合住宅なので、ベランダから撮影できるのは南東の空だけ。しかも最近近くに大型モールができて、ますます明るくなってしまいました・・ 「遠征」がしんどいのは「遠い」から。それなら近場に行けばいい。サクッと近場に出撃してサクッと撮って帰ってくる。機材展開の労力は「ベラ撮り・庭撮り」とあまり変わりません。満天の星は望めないにしても、ナローバンドなどフィルターワークでカバー可能。「遠征」ならぬ「近征」は、もしかしたらこれからのディープスカイ撮影の「主流」になるかも?! というわけで「近征」してきました。 撮影のねらい 月明上等!「近征」、月齢12の夜 「近征」なので光害は織り込み済み。どうせ空は明るいので、月明かりもあまり気にせず、晴れてくれれば上等。月明かりの下でどのくらい撮れるか、どのくらい違うのかも興味がわきます。あえて「月齢12」の晩に出撃! 明るい「銀河」狙い 月明下の「近征」なので、淡い対象はパス。輝度の高い「銀河」を狙うことにしました。銀河は最周辺の淡いところでなければ、けっこう輝度が高く惑星状星雲と並んで光害地でも撮りやすい対象です。ワンショットナローバンドフィルターを付けてHαの「赤ポツ」のあるM101やM81/82、または淡い周辺が写らなくても楽しそうな「エッジオン銀河」を対象に想定します。 見せてもらおうか!SWAT-310「V-spec」の実力とやらを! 実はこれが今回の「近征」の主目的だったのですが、ユニテック(株)様より、SWAT-310赤道儀の新モデル「V-spec」の試作版(*)をご提供いただいていて、この晩がそのファーストライト。この「V-spec」は、追尾誤差を従来の約1/2(±3.5秒角程度)に向上させたもの。その実力を試そうというものです。 (*)1/23日時点で、発売時期は未定です。 この「羊の皮を被った狼(古い^^;)」。銘板には「V-spec」の文字が光ります^^ 外観は銘板以外ほとんど同じですが(*)、ウォームホイルなどの駆動部分と電子回路は一新されているそうです。 (*)他には、メインダイヤルの色がシャンパンゴールドになっています。 詳細は別途レビュー予定ですが、電源投入直後に「スタンバイモード」が動作し、ギアの遊びを短時間でクリアするようになっていたり、細かな改良が加えられているようです。 鏡筒には3枚玉アポクロマートのFOT85を、お気に入りの「シンプルフォークユニットDX」で接続。重量的にはかなり過剰積載で、フォークのたわみが懸念されるのですが、短時間露出でどこまでカバーできるかに注目。 https://reflexions.jp/tenref/orig/2018/02/03/3494/ IR(赤外線)でウィルタネン彗星46P 波長の長い近赤外線は光害にも月明かりにも強い。これは前回すでにやっているのですが、遠ざかりつつあるウィルタネン彗星(46P)に再チャレンジ。イオンテイルは赤外では期待できないので、ダストテイルの1本狙い。 こちらはいきなりリザルトを出しますが、かなり彗星は小さく暗くなっていて、結果的にダストテイルは今一つでした。反面、SC72の近赤外撮影は「近征」ではかなり効果はありそうです(*)。 (*)「近赤外で撮って面白い」対象は、筆者の認識する限りではオリオン大星雲くらいしかなく、あまり耳にしません。「これ面白いんじゃない?」的情報があればぜひお知らせください! 撮影に使用した機材は、星祭りで手に入れた中古のBKP130と、くわなのMさんにベルトドライブ改造してもらった自動導入のビクセンAP赤道儀。LX-200互換コマンドで制御可能なのでASI AIRも使用可能(*)。12月にAP三脚も買い足したので、ほぼフル自前機材です。 (*)純正のAP赤道儀は1/23時点でASI AIRには未対応です。 ASI AIRにASIのミニガイドスコープとミニガイドカメラ、カメラ系はASIフルセット。今回はさらりとご紹介。まだ冴えた作例を出せていないのですが、近日乞うご期待^^ 撮影記 曇りで一旦撤退w 当初の腹づもりでは、20時ごろから撮影を開始して、深夜には撤収するつもりでした。Windyの予報もまあまあ行けそうで、19時前に自宅を出発。目的地は昨年末に見つけた福岡市西部。ところが・・・ がーん。空が一面薄雲に覆われているではないですか・・話が違うぞ!Windyを開いて再確認すると・・・夜半まで曇りに変わっている!(Windyはよく当たりますねorz) ちょっと様子を見るか・・遠征地なら雲の下悶々と待つしかないのですが、そこは「近征」のいいところ。一旦帰宅することにしました。自宅まで12キロほど、道が込んでいなければ20分です。 再度突撃 自宅でうだうだ過ごして晴れ間を待ちます。2時間ほど経過して外を見ると晴れ!では出撃するとするか!ホームグラウンドの遠征地の場合は車で約80分ほど。1時間の差は大きいですね^^ サクッと再び近征地に到着したのが24時前。機材を展開して撮影準備を整えたのが1時ごろ。 久しぶりのASI AIRに戸惑う まずはBKP130+ASI 294MCのウィルタネンから。294を使うのは12月の46P以来。ところが、久しぶりで準備にけっこう手間取ってしまいました。ガイドカメラもメインカメラも、ピント位置が全くわかりません(*)。 (*)大まかなピント位置に印を付けておくべきだと痛感しました。 天体用CMOSカメラはデジタルカメラと違って「モニターに星が出てくる」までがけっこう難しい。すごく明るい星が写野に入っていればいいのですが、そうでないと完全なアウトフォーカス状態から星を見つけるのは簡単ではありません。 露光時間が長いとピント位置がわからない。短くすると星が写らない。悪戦苦闘するもどうにもならず、地上の街灯りでピントを合わせることに。最初からそうしておけばよかった・・・ ようやくピント位置がだいたい決まって、もう一度赤道儀をホームポジションに戻して、赤緯赤経から46PにGOTO。おお。星が出てきました^^ 1コマ撮像してPlate Solve。もう一度GOTOしてからさらに1コマ撮像。さらにPlate SolveしてGOTO。これで46Pが導入できたはずです。 うーん。いない。あんなに明るかったのに、46Pはどこにいるんだ・・・ 露光時間を2分に変更してさらに1コマ撮像。あ、いたいた。ようやく46Pゲット。おめでとう^^ またまた雲が・・ ところが・・・本番撮影開始!というタイミングで・・・またまた雲の来襲が。ときどき晴れ間も出るのですが、なかなかスッキリしません。 せっかく機材を全面展開したので、気を取り直して機材写真を撮影することに(*)。 (*)この連載を始めてから、機材写真の重要性がさらに高まりました。とにかく、いろんなアングルで機材を撮っておくと、どこかで役に立ちます^^ 機材写真の場合、少々曇っていても絵になります。何より、意外と楽しいんです、これ。 自撮りもしちゃったりして。「防犯カメラ設置・不審者を見つけたら通報します」という看板が怖い^^;; ようやく晴れた! 途中何度も帰ろうかと思いましたが、粘った甲斐あって3時前になってようやくすっきり晴れてきました。ああ、長かった。46P撮影開始。 SWAT-310の目盛環に助けられる 続いてもうひとつのSWAT+FOT85の撮影準備に入ります。最初M101に向けようとしたのですが、ぎりぎりで鏡筒が架台に干渉してしまって無理でした(*)。残念。BプランのNGC4565に作戦変更です。 (*)カメラレンズやFL55SSのような短い鏡筒なら死角レスになります。 FOT85の焦点距離は560mm。ライブビューで手動導入しようと思いましたが、これがなかなか難しい。かみのけ座は肉眼や短い焦点距離ならすぐ導入できるのですが、長い焦点距離だとスターホッピングするための目印がありません。しかも「月夜の近征地」であんまり星が見えないし。 そこで、SWAT-310の目盛環を使うことにしました。アークツールスを導入して赤経値を合わせ、目盛環を頼りにNGC4565に向けます。デジタル時代の目盛環導入は、対象の赤緯値・赤経値をアプリで簡単に調べられるのでかなり便利です。今回は「スカイガイド」を使用しました。   1枚試写。おお。無事導入です。焦点距離600mmの場合、視野短辺は2.3°角ほど。極軸をちゃんと合わせておけば、目盛環だけでほぼ写野内に対象を入れることができます。自動導入はもちろん便利ですが、目盛環もかなり使えますね(*)。 (*)目盛環はモザイク撮影の時にも威力を発揮します。短めの焦点距離の場合、自動導入赤道儀よりもむしろ簡単かもしれません。 結局朝まで・・「金星」と「木星」に迎えられる 2台の赤道儀が粛々と撮影を開始したのは4時過ぎ。 サクッと撮って帰るはずが・・・「うふ。今日も朝までね(はーと)」もう若くないんだけどな。 なんと金星が木星を引き連れて昇ってきました。 早起きならぬ「夜更かしは天文の特(得・徳)」。せっかくなのですぐ近くの堤防まで移動して金星と木星を撮影。 薄明が始まり、東の空が赤みを帯びてきました。さそりのSも全部上がってきて、夏の銀河の季節まであと少し。 ダーク撮像分の時間を見越して5時半ごろに撮影を終了。機材を順次撤収して、最後にダーク撮像を終えたCMOSカメラを収容。あー、今夜も長かったね^^ 画像処理とリザルト・NGC4565編 まずは最終リザルト ででん。(c)あぷらなーと いきなり最終リザルトです。 ポータブル赤道儀で560mm、そして近征。それにしては、けっこうイケるじゃないですか。まあ、1000mmオーバーの巨砲と比較すると負けちゃうのは仕方ありませんが、「お手軽」撮影としては十分のできばえです^^ フラット補正は「星消しシェーディング画像」で 60秒露出の1枚画像。周辺減光とリング状のムラが出ています。光害地で明るい銀河を撮る場合はあまり強調しなくても対象が出てくるので、このまま中心部をトリミングするだけでもそこそこいけるかもしれませんが、今回は天リフでもご紹介した「星消しシェーディング画像」による補正を行いました。 https://reflexions.jp/tenref/orig/2019/01/13/7552/#i-6 詳しくはこちらの記事をご参照ください。ざっくりの流れは、元画像から星を消してぼかして得られた画像(シェーディング画像)を、減算して補正するというものです。慣れれば簡単な操作であっさり補正が可能です。 補正後の画像を超強調したもの。きれいにフラットムラが消えています。日の丸構図の銀河は(*)どんな方法で補正しても良い結果が得られるものですが、フラット撮像もグラデーションマスクも使わずに、Photoshopだけでここまで簡単に補正できるので、なかなか有効な方法だと思います。 (*)「視野一杯に馬頭星雲」のような場合は、この方法はたぶんうまくいきません。今後の研究課題ですね。 ガイドエラーを評価する ガイド精度はどうでしょうか。 上の画像は撮像した90枚の中から連続した8分間・8コマを抜き出したもの。歯数210枚のSWAT-310のウォームギア一回転分は約7分弱。全てが完全な点像になっているわけではありませんが、歩留まり的にはこのリザルトなら満足と言えるでしょう。 今回の構成はかなり無理のある構成(*1)だったので、V-specの本来の限界性能は引き出せていないと思います(*2)。次回は赤緯軸を強化した構成で、きちんと測定してみようと思います。 (*1)「シンプルフォーク」はどちらかというと焦点距離の短い小型鏡筒・カメラレンズ向きで、重量級の鏡筒を搭載する場合は「ドイツ式」の構成にすべきでしょう。 (*2)500〜600mmクラスをしっかり「オートガイドなし」で使用するためには、赤道儀の追尾精度だけでなく各部のパーツの剛性や極軸合わせの精度・風の影響など、様々なな要素がからんできます。本項はその前提でごらんください。 ちなみに、こちらはメーカー側でのピリオディックモーションテストの画像です。誤差が最も大きく現れる天の赤道付近を南中時に撮影したものだそうです。 月明かりの影響はどれくらい? 月没をはさんだ90コマの全撮像画像。無補正のraw画像サムネイルです。この日の月没時刻は5:03なので、月没49分前から月没後48分までの推移。背景の空が徐々に暗くなっているのがわかります。 ヒストグラムの山を揃えて比較してみると、最初のコマと最後のコマで1.5段分の輝度差がありました。真ん中の月没時点では1.1段分の差(*)。 (*)月没時点ではまだ空は少し明るいということですね。太陽の例を見れば当然といえば当然ですが。 撮影開始時、中間時、終了時の1枚画像を比較してみました。背景のカラーバランスとレベルをだいたい揃えています(*)。 (*)月明状態では背景が「青空」となるため、背景で合わせると結果的に星が赤くなってしまうようです。 これを見ると明らかに画質が異なることがわかります。「月明上等」のコンセプトで撮ってみたものの、結局「月明はない方がずっと良い」という当たり前の結果になりました。QBPフィルターで「光害」はカットできても、連続光のかぶりの影響は避けられない。これも当然とはいえ当然の結果でした。ブロードバンドで銀河を狙うなら、やはり大きな月は避けるべきでしょう(*)。 (*)今回は追尾誤差のチェックの必要性もあって、露出倍数の大きいQBPをあえて使いましたが、本来ならもう少しバンドの広いLPS-P2のような光害カットフィルターの方が銀河には適しているでしょう。 画像処理とリザルト・46Pウィルタネン彗星 最終リザルト 再掲ですが、リザルト画像。とりあえず記録としては彗星を写せたものの、ちょっと寂しい感じ。やっぱりRGBカラーでないと彗星は映えませんね^^ ASI AIRのディザガイド機能 彗星がある程度ショボイのは織り込み済み。いくつかの検証を仕込んでおきました。まずは、ASI AIRの最新版で実装されたディザガイド機能。 ガイド設定のメニューから、Dither Settingを選択すると、パラメータ指定画面になります。Distanceはディザの動きの大きさ。Settle Timeはディザ後ガイドが安定するまでの待ち時間と思われますが、デフォルト値で使用しました。 左はディザなし、右はディザありの場合比較明合成画像。確かに、散らしてガイドをしてくれていますね。 ディザの有無の比較。コマ数が少ないので効果は限定的ですが、明らかにディザありの方が輝点ノイズが減っています。ディザガイドを使用するなら、ゲインをもっと上げて、露出時間を短くしてコマ数を多くした方が良かったかもしれません。このへんは次回の検証課題ですね。 ASI294MCの赤外域感度 赤外域においてベイヤー配列のセンサーは、R画素はもちろんですが、GB画素もそれなりの感度をもちます。それを検証してみました。 R,G,Bの順で感度が高いようです。Bはかなりノイジーですが、Gはけっこう使えそうなくらいの感度がありますね。筆者はデジカメでHαのナロー撮影をする場合、Rチャンネル以外は捨ててしまっていますが、赤外撮影の場合はGも使えそうです。今回の作例は、コンポジットした画像をそのまま彩度をゼロにしてモノクロ化しました。 使用した小物アイテム パーマセルテープ 「パーマセルテープ」は、遮光性の高い黒のつや消し紙テープです。簡単に剥がせて糊の跡が残りにくいのが特徴。汎用の写真用品として販売されています。 今回、いろいろLEDがピカピカしていたので、このテープを使って現地で目張りしました。近征ならともかく、暗夜ではちょっとまぶしすぎですね。これ1個あると結線を束ねたり、緊急時の仮止めなどいろいろ使えるため、車中に常備しています。 まとめ いかがでしたか? 今回もいろいろ詰め込みましたが、メインのテーマは「近征」です。あまり星空のクオリティには欲張らず、「宅撮り」の延長でほんのすこしだけ条件の良い場所に出かけること。特に、視界が限られるベランダ派には有効な手段だと感じました。 今回みたいに「勢いで徹夜」してしまうと本末転倒ですが^^;; 夜半まで・明け方だけのような、短時間・速攻の出撃と組み合わせれば、撮影のチャンスが大きく広がることでしょう。 また、光害地の「近征」では「暗くても焦点距離の長い光学系」「表面輝度の高い対象」「フィルターワーク」の3点セットが効果的です。ケースに応じて、様々な手段で、撮影の自由度を広げられるといいですね! それでは皆様のご武運をお祈り申し上げます。また次回お会いしましょう! 機材協力(順不同): ユニテック(株) (株)ビクセン 星見屋 スタークラウド編集部発信のオリジナルコンテンツ