ブログ「時々フォトグラファー」に、トキナーの「FiRIN 20mmF2.0」と星景写真用の自動コンポジットソフト「Sequator」を使用して撮影された多数の星景写真がアップされています。

時々フォトグラファー
http://aramister.blog.fc2.com/blog-entry-174.html

富士山五合目の雲海の上からの天の川が素晴らしく、撮影紀行としても楽しく読める記事です。

以下簡単に、元記事中に出てくるいくつかのトピックをご紹介します。

トキナーFiRIN20mmF2.0とは

解放F2.0と比較的明るく、周辺の流れの少ない優秀なレンズです。ご紹介したブログ主様も複数のレンズ遍歴の中このレンズを非常に高く評価され、現在も愛用されているものです。

時々フォトグラファー・Tokina FiRIN 20mm F2.0は星景に最高のレンズ
http://aramister.blog.fc2.com/blog-entry-84.html

明るさを無理に追求しなかった分、重量も490gと軽量で、ミラーレスとの組み合わせで特に魅力的です。
ただし周辺減光が大きく絞ってもあまり改善されない、という指摘もあります。

デジカメWatch トキナーFiRIN 20mm F2 FE MFは高解像力だが周辺光量落ちが大きい
http://digicame-info.com/2017/11/firin-20mm-f2-fe-mf-3.html 

しかし、周辺減光はソフトウェアで比較的簡単に補正することができます(*)。低照度の撮影の場合、周辺減光補正のために周辺を持ち上げるとノイズが浮いたり色むらが浮き出る場合がありますが、その問題も後述するSequatorを使用したコンポジットで改善が可能です。

(*)PSのプロファイル補正は強く強調するとムラが残ることもありますし、天文マニア得意のフラット補正でも広角のフラット撮像は難易度が高くなりますが、星景写真であればあまり神経質にならなくてもなんとかなります。

Sequaterとは

Sequatorとは、短い露出時間の複数枚のコマ(例えば8秒露出を16枚とか)を放り込んでやると、風景と星空をそれぞれ別々に位置合わせしてコンポジットしてくれるものです。露出時間を短くすれば、赤道儀が不要になります。これもSequatorを使用する大きなメリット。

時々フォトグラファー 赤道儀不要の星景写真にSequatorを使ってみた
http://aramister.blog.fc2.com/blog-entry-170.html

ブログ主様も愛用されており、ご紹介した記事の作例は全てSequatorを使用したものです。

Sequatorで16枚コンポジットすれば(*)、単純計算では1枚撮りと比べて4EV分の画質改善効果が見込めるでしょう。つまり、周辺減光による画質低下分を十分カバーできることになります。

(*)もちろんSequatorを使わなくても自分でコンポジットしてマスク合成しても同じです。

周辺部も中心部も同じだけ画質改善しているわけですから相対的な画質差が埋まるわけではありません。強く強調した場合の問題は解決しないのですが、星景写真のようにあまり無理な強調をせず「ノイズ低減のために使用する」のであれば、周辺部の画質改善の効果は大きいでしょう。

SequatorはWindows用のソフトウェアですが、Macで使用できるものに「Starry Landscape Stacker」があります(有料)。

Starry Landscape Stackerのすすめ

 

 

「トキナーFiRIN20mmF2.0」と「Sequator」で星景撮影http://reflexions.jp/tenref/orig/wp-content/uploads/sites/4/2018/06/0629.jpghttp://reflexions.jp/tenref/orig/wp-content/uploads/sites/4/2018/06/0629-150x150.jpg編集部ピックアップTPODブログ「時々フォトグラファー」に、トキナーの「FiRIN 20mmF2.0」と星景写真用の自動コンポジットソフト「Sequator」を使用して撮影された多数の星景写真がアップされています。 時々フォトグラファー http://aramister.blog.fc2.com/blog-entry-174.html https://twitter.com/tenmonReflexion/status/1012463894063808512 富士山五合目の雲海の上からの天の川が素晴らしく、撮影紀行としても楽しく読める記事です。 以下簡単に、元記事中に出てくるいくつかのトピックをご紹介します。 トキナーFiRIN20mmF2.0とは 解放F2.0と比較的明るく、周辺の流れの少ない優秀なレンズです。ご紹介したブログ主様も複数のレンズ遍歴の中このレンズを非常に高く評価され、現在も愛用されているものです。 時々フォトグラファー・Tokina FiRIN 20mm F2.0は星景に最高のレンズ http://aramister.blog.fc2.com/blog-entry-84.html 明るさを無理に追求しなかった分、重量も490gと軽量で、ミラーレスとの組み合わせで特に魅力的です。 ただし周辺減光が大きく絞ってもあまり改善されない、という指摘もあります。 デジカメWatch トキナーFiRIN 20mm F2 FE MFは高解像力だが周辺光量落ちが大きい http://digicame-info.com/2017/11/firin-20mm-f2-fe-mf-3.html  しかし、周辺減光はソフトウェアで比較的簡単に補正することができます(*)。低照度の撮影の場合、周辺減光補正のために周辺を持ち上げるとノイズが浮いたり色むらが浮き出る場合がありますが、その問題も後述するSequatorを使用したコンポジットで改善が可能です。 (*)PSのプロファイル補正は強く強調するとムラが残ることもありますし、天文マニア得意のフラット補正でも広角のフラット撮像は難易度が高くなりますが、星景写真であればあまり神経質にならなくてもなんとかなります。 Sequaterとは Sequatorとは、短い露出時間の複数枚のコマ(例えば8秒露出を16枚とか)を放り込んでやると、風景と星空をそれぞれ別々に位置合わせしてコンポジットしてくれるものです。露出時間を短くすれば、赤道儀が不要になります。これもSequatorを使用する大きなメリット。 時々フォトグラファー 赤道儀不要の星景写真にSequatorを使ってみた http://aramister.blog.fc2.com/blog-entry-170.html ブログ主様も愛用されており、ご紹介した記事の作例は全てSequatorを使用したものです。 Sequatorで16枚コンポジットすれば(*)、単純計算では1枚撮りと比べて4EV分の画質改善効果が見込めるでしょう。つまり、周辺減光による画質低下分を十分カバーできることになります。 (*)もちろんSequatorを使わなくても自分でコンポジットしてマスク合成しても同じです。 周辺部も中心部も同じだけ画質改善しているわけですから相対的な画質差が埋まるわけではありません。強く強調した場合の問題は解決しないのですが、星景写真のようにあまり無理な強調をせず「ノイズ低減のために使用する」のであれば、周辺部の画質改善の効果は大きいでしょう。 SequatorはWindows用のソフトウェアですが、Macで使用できるものに「Starry Landscape Stacker」があります(有料)。 http://mmukoyama.com/2018/01/11/starry-landscape-stacker/    編集部発信のオリジナルコンテンツ