全国の天文ショップをお訪ねする「天文ショップ訪問」。
第2回は三重県・津市の「テレスコープセンターアイベル」さんです!

TELESCOPE CENTER EYE★BELL
http://www.eyebell.com

国内最大級の売場面積と展示商品数

テレスコープセンターアイベル」さんは三重県津市にある天体望遠鏡・天文関連の専門ショップ。国内最大級というだけあって広い店舗内には所狭しと各社の望遠鏡や機材が展示されています。



左が社長の栗本さん、その右が店長の松本さん。
いろいろなお話しを聞かせていただきましたが、並々ならぬご経験と知識をお持ちと感じました。店舗に行けば様々なアドバイスをいただけるものと思います。
右はHUQさん。この前日の観望会の件で盛り上がりました。

こちらは最新のタカハシカラーのEM-200Z赤道儀とε130。
さすがはタカハシ。赤道儀だけでなく木製三脚の質感が素晴らしい。こういうところをチェックできるのはリアル店舗ならでは。店舗には三重・名古屋圏からだけでなく、大阪・奈良方面からも名阪国道経由でお客様が見えるそうです。

アイベルさんの店舗は「メガネのマスダ」のビルの2階。
津の店舗が開業したのは1985年。30年以上の歴史と実績のあるショップです。

ポータブル赤道儀「CD-1」

アイベルさんは、オリジナルのポータブル赤道儀「CD-1」を早くから製品化し販売されています。

ポータブル赤道儀・CD-1
http://www.eyebell.com/guide.htm

CD-1の重量は約1.35kg、耐荷重5kg。ポラリエやスカイメモSよりも頑丈な造り。価格は税抜3.3万円〜とお手ごろ。
単三電池で駆動し電池を外部ケースに収納できるため低温時にも強いとのこと。

CD-1は小型の赤道儀の極軸部をそのまま切り出したような形状をしています。雲台を取り付けるプレート部の面積が広く安定感抜群な感じ。左側の細い管は極軸合わせのための覗き穴。

オリジナルパーツも数々

自社製作のオリジナルパーツを多数ラインナップしているのもアイベルさんの特徴。

メーカーにはないオリジナル商品「アイベル工房」
http://www.eyebell.com/eyebellkoubou.htm

その中からいくつかピックアップしてみました。

仕様 2段伸縮式ステンレススチール大型三脚
外側パイプ径 50。8mm
フランジ高 730mm~1,250mm
重 量 約7.5kg

大型ステンレススチール三脚をビクセン及びタカハシの各赤道儀に対応加工いたしました。ビクセン用はメーカー純正三脚より安定した観測が可能となります。またタカハシ用はメーカー純正三脚と同程度の強度ながらはるかにお求め安い価格となっています。

GP、GPD、SX、EM-10、EM200対応のステンレス三脚。税抜2〜3万円とお手頃。

ビクセンのSXG系三脚(取付穴径45φタイプ)に取り付けられる雲台アダプターです。自由雲台等を取り付けて丈夫な固定撮影三脚に!



ビクセン三脚にカメラ雲台を取り付けるためのアダプター。こちらも純正品よりもお手頃。4000円前後(太ネジ、細ネジ仕様あり)

このほかにも、ピラー脚・プレート・リング類などかゆいところに手が届いたお手頃価格のパーツが沢山。詳細はHPで。

眼視機材も充実

双眼鏡や経緯台をはじめ、眼視用機材も充実しています。

双眼鏡のラインナップ。天体用に適した双眼鏡は量販店では意外と展示品が少ないのですが、こちらはかなり充実。スコープテック・ヒノデの星座望遠鏡の姿も。

こちらはビノテクノ社の双眼望遠鏡。覗かせてもらいましたが、迫力の見え味です。ビノテクノ社の本社は同じ三重県の桑名です。

中古品、パーツ在庫、そのほかも

アイピースやリング、フィルターなどなど、いろんなものがいっぱい並んでいます。マニアなら眺めているだけで時間が過ぎていきます・・

こちらはBORGの新品パーツ群。

こちらは売り物ではありませんが、天文雑誌のバックナンバーの数々。

店舗の奥にはボール盤などが自由に使える工作コーナーも。

まとめ

アイベルさんの地図。高速を使えば名古屋や奈良、京都からも意外と近いです。 ここでしか見ることのできない製品も多いので、近畿・東海在住の方は一度立ち寄られてみてはいかがでしょうか。(定休日/毎週水曜日 営業時間/10~19時)

テレスコープセンターアイベル」さんは気軽に立ち寄ってさまざまな機材と専門知識を持ったスタッフに接することのできる素敵なお店でした!


※本記事はアイベル様に取材協力いただき、天文リフレクションズ編集部が独自に制作したものです。出典のない写真は編集部で撮影したものです。
また本記事に掲載した商品などの情報は取材時・執筆時のものです。実際に訪問・購買される際はHPの情報をご確認ください。

 

 

  https://reflexions.jp/tenref/orig/wp-content/uploads/sites/4/2017/12/IMG_4011_m-1024x683.jpghttps://reflexions.jp/tenref/orig/wp-content/uploads/sites/4/2017/12/IMG_4011_m-150x150.jpg編集部天文ショップ天文ショップ訪問全国の天文ショップをお訪ねする「天文ショップ訪問」。 第2回は三重県・津市の「テレスコープセンターアイベル」さんです! TELESCOPE CENTER EYE★BELL http://www.eyebell.com 国内最大級の売場面積と展示商品数 「テレスコープセンターアイベル」さんは三重県津市にある天体望遠鏡・天文関連の専門ショップ。国内最大級というだけあって広い店舗内には所狭しと各社の望遠鏡や機材が展示されています。 左が社長の栗本さん、その右が店長の松本さん。 いろいろなお話しを聞かせていただきましたが、並々ならぬご経験と知識をお持ちと感じました。店舗に行けば様々なアドバイスをいただけるものと思います。 右はHUQさん。この前日の観望会の件で盛り上がりました。 こちらは最新のタカハシカラーのEM-200Z赤道儀とε130。 さすがはタカハシ。赤道儀だけでなく木製三脚の質感が素晴らしい。こういうところをチェックできるのはリアル店舗ならでは。店舗には三重・名古屋圏からだけでなく、大阪・奈良方面からも名阪国道経由でお客様が見えるそうです。 アイベルさんの店舗は「メガネのマスダ」のビルの2階。 津の店舗が開業したのは1985年。30年以上の歴史と実績のあるショップです。 ポータブル赤道儀「CD-1」 アイベルさんは、オリジナルのポータブル赤道儀「CD-1」を早くから製品化し販売されています。 ポータブル赤道儀・CD-1 http://www.eyebell.com/guide.htm CD-1の重量は約1.35kg、耐荷重5kg。ポラリエやスカイメモSよりも頑丈な造り。価格は税抜3.3万円〜とお手ごろ。 単三電池で駆動し電池を外部ケースに収納できるため低温時にも強いとのこと。 CD-1は小型の赤道儀の極軸部をそのまま切り出したような形状をしています。雲台を取り付けるプレート部の面積が広く安定感抜群な感じ。左側の細い管は極軸合わせのための覗き穴。 オリジナルパーツも数々 自社製作のオリジナルパーツを多数ラインナップしているのもアイベルさんの特徴。 メーカーにはないオリジナル商品「アイベル工房」 http://www.eyebell.com/eyebellkoubou.htm その中からいくつかピックアップしてみました。 仕様 2段伸縮式ステンレススチール大型三脚 外側パイプ径 50。8mm フランジ高 730mm~1,250mm 重 量 約7.5kg 大型ステンレススチール三脚をビクセン及びタカハシの各赤道儀に対応加工いたしました。ビクセン用はメーカー純正三脚より安定した観測が可能となります。またタカハシ用はメーカー純正三脚と同程度の強度ながらはるかにお求め安い価格となっています。 GP、GPD、SX、EM-10、EM200対応のステンレス三脚。税抜2〜3万円とお手頃。 ビクセンのSXG系三脚(取付穴径45φタイプ)に取り付けられる雲台アダプターです。自由雲台等を取り付けて丈夫な固定撮影三脚に! ビクセン三脚にカメラ雲台を取り付けるためのアダプター。こちらも純正品よりもお手頃。4000円前後(太ネジ、細ネジ仕様あり) このほかにも、ピラー脚・プレート・リング類などかゆいところに手が届いたお手頃価格のパーツが沢山。詳細はHPで。 眼視機材も充実 双眼鏡や経緯台をはじめ、眼視用機材も充実しています。 双眼鏡のラインナップ。天体用に適した双眼鏡は量販店では意外と展示品が少ないのですが、こちらはかなり充実。スコープテック・ヒノデの星座望遠鏡の姿も。 こちらはビノテクノ社の双眼望遠鏡。覗かせてもらいましたが、迫力の見え味です。ビノテクノ社の本社は同じ三重県の桑名です。 中古品、パーツ在庫、そのほかも アイピースやリング、フィルターなどなど、いろんなものがいっぱい並んでいます。マニアなら眺めているだけで時間が過ぎていきます・・ こちらはBORGの新品パーツ群。 こちらは売り物ではありませんが、天文雑誌のバックナンバーの数々。 店舗の奥にはボール盤などが自由に使える工作コーナーも。 まとめ アイベルさんの地図。高速を使えば名古屋や奈良、京都からも意外と近いです。 ここでしか見ることのできない製品も多いので、近畿・東海在住の方は一度立ち寄られてみてはいかがでしょうか。(定休日/毎週水曜日 営業時間/10~19時) 「テレスコープセンターアイベル」さんは気軽に立ち寄ってさまざまな機材と専門知識を持ったスタッフに接することのできる素敵なお店でした! ※本記事はアイベル様に取材協力いただき、天文リフレクションズ編集部が独自に制作したものです。出典のない写真は編集部で撮影したものです。 また本記事に掲載した商品などの情報は取材時・執筆時のものです。実際に訪問・購買される際はHPの情報をご確認ください。      編集部発信のオリジナルコンテンツ