面白い記事を見かけましたのでご紹介します。
北海道で冷却CCDの長焦点DSO撮影にとりくんでおられる「えっちゃん」さんのブログです。

えっちゃんの星空CCD撮像日記(ほぼ毎日更新します!)

天体写真は先のない老人、おじさんがやるべき趣味
http://blog.goo.ne.jp/kakuemon14/e/4e1a3e6414b53a182d30d5f21adba0aa

はっきり言って、天体写真は先のない老人、暇人がやるべき趣味です。

いきなりのインパクト!



それはもちろん簡単だから、ということではありません。
”達人”という域に達するにはとてつもない努力と、お金もかかると思います。
ただ、行く先はスポーツが上手いひとほどにも報われないでしょう。

野球のようなメジャースポーツですら、幼少期から血のにじむような努力をしも、トップに立って金銭的にも成功するのほんの一握り。ましてや天体写真のようなマイナーな分野で日本一、世界一になったとしても・・・

ごく少数の仲間内では”すごいなあ!”となるでしょうが、しょせんそれだけです。

まったくもってその通りです。
「天体写真”だけ”で食べているプロ」は少なくとも日本には存在しないでしょう。

お若く、まだ先のある人は自分の仕事のスキル向上に力を向けた方がずっと将来は開けると思います。

まったくもってその通りです^2。
自分がもし20代だったら・・・天体写真を今のように一生懸命にやる時間もないし余力もなかったでしょう。



10数年前までも熱心にやっていましたが、”こんなことではいけない、自分の将来をかけるものではない”と思い、きっぱりとやめて、いろいろなスキルを向上させてから、またこの世界に戻ってきました。暇つぶしには最高です!力を注いで暇をつぶしている感じです。

天文雑誌のフォトコン欄を見ていても、最も多いのは50歳以上のシニアで若者はごくわずか。
時間的にも金銭的にも余裕のできた世代しか楽しめない趣味なのでしょうか。

全く関係のない分野ですが、この記事もご紹介しておきます。

なぜ若手社員は同期を「さん付け」で呼ぶのか
http://diamond.jp/articles/-/122503
(DIAMOND Online)

仕事と職場に関連する世代間の感覚ギャップを、「同期をさん付けで呼ぶ若者」を例に分析された記事です。昨日Yahoo!のトップに出たこともあり、それなりに「炎上」しているようです^^;

「何に対して、どのように一生懸命に取り組むのか」「それによって得られるものを自分の生活、人生にどう組み込んでいくのか」についてもまた、世代間の感覚ギャップが大きいのでしょうか。

本「天文リフレクションズ」では、先のない老人世代や暇人だけでなく、お若い将来のある人たちに対しても、「天文趣味」の楽しさを伝えていければと思っています^^

 

 

 

  編集部天文マニア面白い記事を見かけましたのでご紹介します。 北海道で冷却CCDの長焦点DSO撮影にとりくんでおられる「えっちゃん」さんのブログです。 えっちゃんの星空CCD撮像日記(ほぼ毎日更新します!) 天体写真は先のない老人、おじさんがやるべき趣味 http://blog.goo.ne.jp/kakuemon14/e/4e1a3e6414b53a182d30d5f21adba0aa はっきり言って、天体写真は先のない老人、暇人がやるべき趣味です。 いきなりのインパクト! それはもちろん簡単だから、ということではありません。 ”達人”という域に達するにはとてつもない努力と、お金もかかると思います。 ただ、行く先はスポーツが上手いひとほどにも報われないでしょう。 野球のようなメジャースポーツですら、幼少期から血のにじむような努力をしも、トップに立って金銭的にも成功するのほんの一握り。ましてや天体写真のようなマイナーな分野で日本一、世界一になったとしても・・・ ごく少数の仲間内では”すごいなあ!”となるでしょうが、しょせんそれだけです。 まったくもってその通りです。 「天体写真'だけ'で食べているプロ」は少なくとも日本には存在しないでしょう。 お若く、まだ先のある人は自分の仕事のスキル向上に力を向けた方がずっと将来は開けると思います。 まったくもってその通りです^2。 自分がもし20代だったら・・・天体写真を今のように一生懸命にやる時間もないし余力もなかったでしょう。 10数年前までも熱心にやっていましたが、”こんなことではいけない、自分の将来をかけるものではない”と思い、きっぱりとやめて、いろいろなスキルを向上させてから、またこの世界に戻ってきました。暇つぶしには最高です!力を注いで暇をつぶしている感じです。 天文雑誌のフォトコン欄を見ていても、最も多いのは50歳以上のシニアで若者はごくわずか。 時間的にも金銭的にも余裕のできた世代しか楽しめない趣味なのでしょうか。 全く関係のない分野ですが、この記事もご紹介しておきます。 なぜ若手社員は同期を「さん付け」で呼ぶのか http://diamond.jp/articles/-/122503 (DIAMOND Online) 仕事と職場に関連する世代間の感覚ギャップを、「同期をさん付けで呼ぶ若者」を例に分析された記事です。昨日Yahoo!のトップに出たこともあり、それなりに「炎上」しているようです^^; 「何に対して、どのように一生懸命に取り組むのか」「それによって得られるものを自分の生活、人生にどう組み込んでいくのか」についてもまた、世代間の感覚ギャップが大きいのでしょうか。 本「天文リフレクションズ」では、先のない老人世代や暇人だけでなく、お若い将来のある人たちに対しても、「天文趣味」の楽しさを伝えていければと思っています^^        編集部発信のオリジナルコンテンツ