Yoshio Sakiyamaさんの作品。はくちょう座のペリカン星雲((IC5067〜5070)です。

ε200(160用デジタル対応補正レンズ)JP赤道儀 G2-8300FW(Astrodon Tru-Balance) 冷却-30℃ RGB:各300秒*10/2/5

短い焦点距離ではすぐ隣の北アメリカ星雲と一緒に撮られることが多いペリカン星雲ですが、焦点距離800mm、センサーサイズ4/3相当のカメラを使用されたこの作品ではペリカンのみのクローズアップ。ペリカンの眼・くちばし・頭それぞれが複雑な高輝度部と暗黒部からなっていることがわかります。

この作品は一般的なカラー合成である「LRGB」ではなく、「RGB」で撮影し、Gを抜いたRB画像をL(輝度成分)に割り当てて合成されています。赤が主体の星雲の場合「G抜き」画像をLにすることで、星の色を崩すことなく星雲の赤と青を強調する効果があるようです。この手法は、ベイヤー配列のデジタルカメラでも試みられはじめていて、一定の成果が上がっているようです。

https://reflexions.jp/tenref/gallery/wp-content/uploads/sites/3/2018/07/0709sakiyama-724x1024.jpghttps://reflexions.jp/tenref/gallery/wp-content/uploads/sites/3/2018/07/0709sakiyama-150x150.jpg編集部散光星雲深宇宙Yoshio Sakiyamaさんの作品。はくちょう座のペリカン星雲((IC5067〜5070)です。 短い焦点距離ではすぐ隣の北アメリカ星雲と一緒に撮られることが多いペリカン星雲ですが、焦点距離800mm、センサーサイズ4/3相当のカメラを使用されたこの作品ではペリカンのみのクローズアップ。ペリカンの眼・くちばし・頭それぞれが複雑な高輝度部と暗黒部からなっていることがわかります。 この作品は一般的なカラー合成である「LRGB」ではなく、「RGB」で撮影し、Gを抜いたRB画像をL(輝度成分)に割り当てて合成されています。赤が主体の星雲の場合「G抜き」画像をLにすることで、星の色を崩すことなく星雲の赤と青を強調する効果があるようです。この手法は、ベイヤー配列のデジタルカメラでも試みられはじめていて、一定の成果が上がっているようです。読者の傑作画像をピックアップ