荒井俊也さんの作品です。さそり座δ星とπ星のまわりをとりまく反射星雲とHII領域です。

さそり座 Sh2-1 光学系   :FS!106ED + F3RD 架台/ガイド:Vixen AXD / SX-Superstar GT-40 カメラ   :D810A 露光データ :ISO800:5分*12(60分) ISO400:0.25分*16(4分) 合計 64分

 

荒井さんは「これは淡いのでもう少し露光かけたほうがいいのですがいて座天の川の待ち時間に撮りました。」とコメントされていますが、F3という明るい光学系での1時間露出はF4.2での2時間露出に相当します。不思議な・不気味な星雲の淡い構造が描出されています。

Sigma 105mm F2.0 60sec*15 編集部撮影

荒井さんの作品の範囲を図示してみました。
ごらんのとおり「青い馬」星雲よりもはるかに淡く、相当な難物であることがわかります。

この付近はアンタレス周辺や青い馬星雲が人気ですが、「極淡」なマイナー対象をじっくり撮るのも渋いスタイルですね。

さそり座Sh2-1 https://reflexions.jp/tenref/gallery/wp-content/uploads/sites/3/2018/06/0623arai.jpghttps://reflexions.jp/tenref/gallery/wp-content/uploads/sites/3/2018/06/0623arai-150x150.jpg編集部散光星雲深宇宙荒井俊也さんの作品です。さそり座δ星とπ星のまわりをとりまく反射星雲とHII領域です。   荒井さんは「これは淡いのでもう少し露光かけたほうがいいのですがいて座天の川の待ち時間に撮りました。」とコメントされていますが、F3という明るい光学系での1時間露出はF4.2での2時間露出に相当します。不思議な・不気味な星雲の淡い構造が描出されています。 荒井さんの作品の範囲を図示してみました。 ごらんのとおり「青い馬」星雲よりもはるかに淡く、相当な難物であることがわかります。 この付近はアンタレス周辺や青い馬星雲が人気ですが、「極淡」なマイナー対象をじっくり撮るのも渋いスタイルですね。読者の傑作画像をピックアップ