オートガイドシステム初の実戦投入。

エクステンダーx1.6をつけて、FSQ106ED850mmF8でM42を試写。
Watec910EXでどの程度ガイド星が捉えられるか。
アドバンスユニットに接続すると、画面の右半分にビデオ映像を表示できる。M42がばっちり。
910EX側の設定はほぼ初期設定のママ。積算の指定はカメラ側では行わず、アドバンスユニット側で行う方が良いらしい。
ここまで暗い星が捉えられるのであれば、よほどのことがない限りガイドマウントは不要そうだ。
現在ガイド中。
アドバンスユニット側の設定もデフォルト設定ほぼママ。
画面上で星だと視認できる程度の明るさであれば、かなり暗い星でもガイド星として使える。
SB10の星図上(8等級まで)に表示されていない星でもガイド星に指定できたので、9等星まで使えるというのはまんざら誇大ではなかった模様。
実はキャリブレーションで何度も失敗(エラーコード004 RA方向の動作がtoo slowとのメッセージ)してどうしたらよいのか小一時間ハマったのだが、表示倍率が×0.5(初期状態)になっていたのが問題だった。
画面に表示されている映像ママでガイドしているらしく、ある程度拡大表示してやらないとガイドできない模様。
表示倍率の拡大とガイドエリアの指定はカーソルキーで簡単にできるので、気がついてみれば簡単な話だった。
910EXが期待以上に高感度だったので、ガイドスコープに微動マウントをつける必要はなさそう。
次回からはこの構成でやってみる予定。
トッププレートにK-ASTECのアルカスイスマウントを装着し、ガイド鏡を直付け。
天の川近辺であれば問題なしだろう。
周辺に星が少ない領域の場合には、微動マウントの出番があるかも。
α7S(フィルターレス)FSQ106ED + EX1.6 LPS-P2
ISO6400 15秒 jpeg画像light×75、ダークフラットなし
この日のリザルト。
オートガイドなのに15秒露出??とか、なんでjpeg?とか、ダークフラットがなんでないのかなど、突っ込みどころ満載だが、詳細は次回で。

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