今回の信州行きの一つの動機は「原村星まつり」でした。
既に30年続いている天文界の最大のイベントですが、
自分的には長い冬眠期間だったので一度も行ったことがありませんでした。

EOS5D3 24mmF2.2 10sec
観望広場には50cmクラスの巨大ドブがずらり。
この筒はM57に向いています。
夏休みのいい思い出になったことでしょう。
「何の前提もない小さな子供が感動してくれる」
巨大ドブで見るDeep Skyには強烈なインパクトがありました。
暗い空にぽっかり浮かんだまぶしいくらいのリング。
宇宙には人を問答無用に感動させる何かがある。
生の光を目で感じることもその一つ。
さらにもっと様々な「感動の引き出し」が眠っているはず。
自分がやりたいと思っていることは、
その引き出しをひとつひとつ丁寧に訪ねていくことだと。
初心に帰った夜でした。

 


 

 

北軽井沢観測所の20cm長焦点ニュートン。
小さな斜鏡に長い筒、眼視を極めた逸品。
アイピースもオリジナルの63mm。
ここのアイピースは抜けが素晴らしく、一本欲しくなりました。

和風総本家、高橋製作所のブース。
裸電球のテントに無造作に置かれたTOAとFSQ130ED。
当然、鏡筒バンドはK-ASTEC製ではありません^^;;

 

ジャンク品?も多数様々。

カートン製の10cm?反射。
昔の望遠鏡は高橋五藤以外はみんなこんなのでした。
GOTOのDNAが現代に送る逸品。
すごく良く見えてびっくり、値段を見て二度びっくり。
GTL125/1200APOの一号機をお持ちのFさんは会場で購入されたそうです^^
巨大15cm屈折赤道儀。
レンズは中華製の4万円のアクロマートだそうですが、
接眼部にはすごく高価なスライド装置?を3つ使っているそうです。
国際光器のアルミ箔みたいなフィルターを着けて太陽を見せてもらいました。
真っ白な太陽に黒点が。
無メッキ鏡+ハーシュルプリズムで見る太陽ってこんなのだったんでしょうね。
ちなみに、昼間太陽を見せているのは熱対策だそうです^^
プロ仕様、星景タイムラプス用スライドレール。
世の中こんなことになっていたのかと思わせる凄い仕掛け。
車でないと持ち運び不可能なので、
山に登る人はレール長1/3の別製品をお使いになるそうです。
自分もお世話になったテレスコ工作工房のブース。
エプロンをかけた方がS藤さんです。
実はペンタックスの掘り出し物アイピースがいくつか隠れていたらしい。
テレスコ工作工房の軒を借りたPEXTAXブース。
地味にTHETA Sが展示されていました。
観望エリアの大筒を前に記念selfee。
いつかは40cm級が欲しい・・・
所狭しと大筒中筒が並ぶ観望エリア。
21時に街灯が消えるまではけっこう明るくて、
皆さん遮光に苦労されていました。
ようやく街灯も消えて本格的星見タイム。
時折雲は通過するもののまあまあの星空。
方々で歓声が上がります。
夜になるとブース群は夏祭りの夜店状態。
金魚すくいはやっていませんでした^^;;
会場付近は人と望遠鏡と灼熱の太陽でムンムンですが、
すこし離れるとこんな静かで涼しげな森が。
星祭りの期間中だけ、指定場所でテント泊ができます。
手前の黄色がMyテント。
奥の名古屋のグループの方に、ドブでいろいろ見せていただきました。
MさんTさんKさんありがとうございました。
名古屋のTさんの太陽望遠鏡。
今回太陽望遠鏡初体験でかなり感動。
田中千秋さんはかつて愛用の様々なブツを出品中。
ブラックのアイレベルのニコンFはあこがれの品でしたね。
右のバル自由雲台は自分は今でも現役ですが^^;;
なんだか地味目の誠文堂新光社ブース。
物欲うずまく会場。
現金を持ち歩かなくて良かったと痛感。
これはセレストロンの10cm双眼鏡。
4万円、思わず欲しくなる!?

 

星祭りは最後までいるつもりだったのですが、
昼間の暑さが半端なく、2日目の昼に離脱。
中部の聖地、しらびそ高原に向かいました。

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