先々週に撮影したM42 & 馬の首の画像処理をしてみたものの、今ひとつのできあがりでちょっと放置中。
先週末久々の好天だったので、みずがめ座の惑星状星雲・NGC7293にトライ。通称らせん星雲。
FSQ106ED直頂点 α7S ISO8000 60秒 バーダー7nm Hαフィルター
SXPにてノータッチガイド
Image Data Converterでraw現像後、DSSで36枚スタック
ダーク、フラットなし

かなり大きな惑星状星雲で、視直径は満月の半分くらいもある。
カラーで撮影すると、赤だけでなく青も入ったカラフルな姿となるが、ここはストイックにHαモノクロで。
ノイズフルではあるものの、それなりに姿をとらえることができた。1級光害地の福岡市内からであることを考えれば、十分楽しめるかな。

スタック前生画像・ピクセル等倍。
1枚だけにするとほとんど何が写っているのかわからない画像・・・スタックの威力は偉大だ。


今回、FSQ106EDの焦点距離530mm直頂点での60秒露出を初めて試してみたのだが、歩留まりはあまり良くなかった。30%くらいのカットは、この写真のように少し流れてしまう。
だいたい8枚くらいで点像状態を繰り返していたので、ギアのピリオディックモーションだろう。
PECの登録をまだやっていないのだが、それでどれだけ改善してくれるか。改善しないようなら、オートガイドの導入を考えなくてはなるまい。

ダーク画像を撮り忘れてしまったのでダーク減算はしていないのだが、思ったほどダークノイズが目立たない。raw画像をスタックするのではなく、純正raw現像ソフトでjpg出力してからスタックしたからだろうか?
そのうちにちゃんと究明したい。

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